フレンチシェフRoland Passot氏が1988年にオープンして以来、ジェームズ・ビアード賞など数々のアワードを受賞しているサンフランシスコのフレンチ名店。
入れ替わりの激しいサンフランシスコのレストラン業界では既に老舗、そのイメージのせいか、なんとなくトラディショナルなフレンチと勝手に想像していました。
ところが、メニューを見たら、思った以上にコンテンポラリー・フレンチなので、ぜひとも試してみたくなった次第。
レストランがたくさん並んでいるPolk Street(ポークストリート)に面した外観。
右手の方はアウトドアテーブルもあるカジュアルなラウンジ、フレンチカフェって雰囲気。
左手はフォーマルなレストラン、店内入ってすぐにバーカウンターがあり、その右手にはダイニングルーム。
テーブルセッティング
最近ベイエリアでは少なくなっているホワイトクロスのフォーマルセッティング。
メニュー
シェフのテイスティングメニューもありますが、ちょっと量が多いような気がしましたので、プリフィクスメニューを選択。
プリフィクスは3、4、5のコースからいずれかを選択。
お値段は3コース $110、4コース $130、5コース $150
最初にトリュフを見せてくれて、トリュフを使った料理を勧められましたが、
ごめんなさい、そのフレバーは好きですが、それほどトリュフファンではないので要らない。
ワインはグラスワインのリストから選択。
White Burgundy Albert Bichot, Montagny 1er Cru, France 2015 $17
Amuse Bouche トリュフ風味のアミューズ
Bread
前菜
Dungeness Crab Salad, Fennel Vinaigrette, Sour Apples, Crispy Potato
ダンジネスクラブ(蟹)サラダ、フェンネルビネグレット、サワーアップル、クリスピーポテト
周りの壁がポテトで出来ています、グリーンの上にちょこっと乗った蟹、テーブルで最終仕上げ。
フィニッシュ!
わお!繊細で上品なサラダ!
直径約2インチ(6センチ)ほどの極小サラダですが、素晴らしいプレーティングとプレゼンテーションで美味。
あまりにも美しすぎて、壊して食べるのがもったいないくらい。
メイン
Massachusetts Black Bass, Matsutake Mushrooms, Grilled Little Gems
ブラックバス(白身魚)、松茸、グリルドレタス
わお! ブラックバスの焼き加減とシーズニングがパーフェクト、ソースもグッド。
香り高い松茸とレタスグリルとの相性も良し。シーズナルのクリエイティブな魚料理。
Lobster and Mushroom Risotto, Leeks and Lobster Bisque
ロブスターと茸のリゾット、リーキとロブスターのビスク
上質ロブスターを使ったリゾットとビスク、贅沢な逸品。アルデンテのお米も食材の風味たっぷりで素晴らしい。
魚料理が続いているので、次は白のシャルドネへ。
Chardonnay Ici Las-Bas "Victoria"
Elke Vineyard, Anderson Valley, California 2009 $17
スイートなデザート前のチーズ
チーズセレクション(8種類から3種類を選択)
ここでソルベ 又は グラニテのようなもの
口直し
Artisan Cheese アーティザン チーズ
サーバーのアドバイスをもらって選んだソフトとハード、そしてとろけるチーズ。クルミ、葡萄、ハニー、バゲットが添えられて美味。
チーズに合わせて赤ワインが欲しいけど我慢。
スイートデザート
Baked Alaska, Dulce de Leche, Poire Williams
ベイクドアラスカ、ドゥルセ・デ・レチェ、ウィリアムズ梨
わお!アーティスティックで上品な味。
アラスカ山の中身のアイスクリームは甘さが丁度良く、メレンゲ、梨も合わせてグッドでした。
プチフール
とても食べられないので、持ち帰りにしてもらいました。
帰りがけのアウトドアラウンジ前は、フード&ワインを楽しむ人達でいい雰囲気。
フォーマルな雰囲気でのディナーでした。
ラウンジの方がカジュアルなので、ラウンジでも良かったような気がしますが、一度は味わいたいフォーマルダイニング。次回はラウンジへ。
サービスは基本フォーマルですが、適度にサーバーとのカジュアルトークも入って、心地良いダイニングでした。
キャビアやトリュフのアップセルはありましたが、押し付ける感じではなかったです。
料理は全て洗練された芸術的な作品で期待以上。特にお気に入りは最初の蟹サラダ、ブラックバス、チーズ、デザート、、、ということはロブスター以外の全部。
ロブスターも美味しかったのですが、他と比べるとそれ程インパクトがなかったかも。
全ての塩味や甘味は控え目で、やはりトラディショナルよりもコンテンポラリー、カリフォルニアンの趣向により合わせているような感じ。
雰囲気、サービス、料理、大満足。値段は手頃とは言えませんが、その価値あり。
テイスティングメニューのみの高級レストランと比べると、コースの料理や数を選べるプリフィクスがあるのはプラス。
メニューにはキャビア、トリュフ、フォアグラ、和牛の高級食材のオンパレードでした。高級食材ファンにはたまらないでしょうね。
La Folie
2316 Polk Street
San Francisco, CA 94109, USA
【サンフランシスコベイエリア グルメ】
サンフランシスコのレストラン・グルメ記事
ナパバレーのレストラン・グルメ記事
ソノマのレストラン・グルメ記事
ナパバレーのワイナリー記事
ソノマのワイナリー記事
【カリフォルニア グルメ】
カリフォルニアのレストラン・グルメ記事
【アメリカ グルメ】
アメリカのレストラン・グルメ記事
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。