ぜひとも旅行してみたいのですが、短期間の日本里帰り中ではなかなか行く機会がありません。
そこで、東京で味わえる北陸の郷土料理を探してみたところ、わりと存在していることが判明しました。東京はホント何でもありますね。
銀座にある加賀料理の店「加賀屋」でのランチです。
加賀屋さんは、かの有名な石川県和倉温泉の人気旅館「加賀屋」の経営ですので期待がもてます。
お店に入ると、着物の美しい女性が丁寧な挨拶で迎えてくれ、和の世界に入ります。
美しいフラワーアレンジメント
生け花と言った方が良いですね。
ランチメニューから古都暦(5,030円)を選びました。
季節のズワイ蟹、ぜひとも食したいところですが、少々高いので見送ります。
テーブルセッティング
メニューの下には、持ち帰ることができるナプキン、女子が喜ぶプチおみやげ。
ランチですが、軽くビールでのどを潤します。
お洒落なグラスで細かい配慮。
コース料理が登場
先付 栗渋皮煮 栗茶巾 芋ぬた和え 揚げ銀杏
前菜 加賀蓮根豆腐 能登大納言小倉蓮根
お椀
蟹玉子真丈 岩もずく 柚子
お造り 本日の鮮
強肴 がんど照焼 椎茸 金時草
煮物 野菜の治部煮
御食事 五郎島金時芋釜御飯 香の物 止め椀
水物 和倉とうふ
以上でコース終了
銀座のど真ん中にいることを忘れるような静かな空間、上品で洗練された和の雰囲気です。
サービスの女性たち、皆経験豊富な接客のプロという感じでした。
但しランチピーク時間帯には、皆忙しそうにちまちまと動いていたので、呼び止めるのに時間がかかりました。
料理はひとつひとつが丁寧に用意された逸品であると思います。
ですが、アメリカ料理のインパクトある味に慣れた私にとっては、少し退屈、プレーンな味。
繊細な味覚を持ち合わせた日本人にとっては、素晴らしい味なのでしょう。
コースの中で一番良かったのは野菜の治部煮、そして出汁が効いていたお椀も良かったです。甘さ控えめの豆腐デザートも美味しくいただきました。
先付けは見た目美しいのですが、栗栗芋銀杏の味の組み合わせが飽きる感じ。
白身魚の刺身は硬くて、しかも、大き目にカットしてあったので、食べにくかったです。
雰囲気、サービス、料理、値段、満足です。ランチとしては高いですが、内容を考慮すると妥当なのでしょう。
何と言ってもアメリカでこのレベルの料理をこの料金では食べられませんので、その観点からは大満足のランチです。
でも、できれば和倉温泉に行って、温泉に浸かった後で味わいたい加賀料理です。
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とても上品で、美味しそうですね。 器も素敵だし、さすがです。 自分も、こういう料理を作ってみたいな。 (無理だけど) もう、アメリカに戻られたようですが、サンクスギビングは、どのように過ごされました??
返信削除和の美って感じですよね。
削除サンクスギビングはレストランに行きました。たまにはいいですよ、料理しないホリディーも。日本グルメの後に記事投稿します。