バスクとはフランスとスペインの国境の辺りで、海と山の幸に恵まれた美食の地。店名のピペラードはフランス語でバスク地方の伝統的な家庭料理のこと。
フランス料理とスペイン料理、どちらも大好きなので、バスク料理には以前から大変興味がありました。
しかも、ピペラードは2017年度のベイエリアトップ100レストランにも選ばれている店なので期待大。
料理は正確にはウエストコースト バスク キュージーヌということで、フレンチ、スパニッシュ、バスク、そして、カリフォルニアン。
場所はサンフランシスコ湾沿いのエンバーカデロやフィナンシャル地区からも徒歩圏内で、Battery Streetに面してます。
入口手前にはアウトドアのテーブル席もあり。
レセプションでチェックインしてから、左手のダイニングルームへ。
雰囲気あるバーカウンターの前にテーブルが並んでいます。
テーブルセッティング
メニュー
パン
Grenache Blanc, Clos Pissarra, Montsant, Spain 2014 $14
スペイン産グレナッシュ、ランチには丁度良い香りと味わい。
前菜
Butter Lettuce Salad, Tarragon, Cider Vinaigrette
バターレタスサラダ $12
バターレタスとハーブのタラゴンが乗っただけの超シンプルサラダ。
フレッシュなレタスとサイダービネグレットのドレッシングが絶妙で、酢、塩、コショーの配合がパーフェクト。
美味しかったのですが、もっとバスクっぽい料理を注文すべきだったかな。
Seasonal Mushroom Tartlet, Thyme, Garlic, Crème Fraîche $15
シーズナル マッシュルーム タルトレット $15
わお!これは絶品。
季節の茸がふんだんに使われていて、タイム、ガーリック、クレームフレーシュの味のコンビが最高。高級キノコのシャンテレール茸が入っているのもポイント高し。
メイン
Basque Rice “Gaxuxa,” Chorizo, Squash, Spinach, Ossau-Iraty, Espelette
バスクライス ガシュシャ $20
チョリソーソーセージ、スクワッシュ、ほうれん草が入っていて、リゾットに近いライス。
オッソー・イラティというバスク地方の珍しいチーズとエスペレッテというペッパーが使われてます。
これも絶品。
見た目も味もあっさりとしていて、実に食べやすい。野菜がたっぷり入っているのでヘルシー感があります。
Chicken Sandwich “Mr. Williams,” Avocado, Manchego, Red Pepper
チキンサンドイッチ $16
チキン、アボカド、チーズ、レッドペッパーが入ったサンドイッチは上品で美味。
チキンのシーズニングとレッドペッパーがバスク風なのかな。
デザートメニュー
Orange Blossom Beignets
オレンジ ブラッサム ベニエ $9
ホントは5個入りなのですが、2名だったので6個におまけしてくれて2皿に分けてくれました。気が利きます!
見た目よりも断然軽くてふんわり、甘さも控えめの絶品ベニエ。
上品で洗練された雰囲気をもつお洒落レストラン。ランチでしたので、ビジネスランチ風のグループも見かけましたが、大方落ち着いた大人の客層でした。
サービスはランチピーク時間なのに人員不足なのか、全般的にスロー。ちょっと残念。
担当サーバーは数テーブルを担当していて前半は余裕ない感じでしたが、後半は落ち着いて接客していました。
ベニエのおまけをしてくれたので良しとします。
料理は前菜からデザートまで全て良かったです。特に良かったのはマッシュルームとバスクライス。バスク料理について、もっと知りたくなりました。
雰囲気、サービス、料理、値段も妥当なので大満足、ぜひリピートしたいレストラン。
今回ランチ利用でしたので、次回はディナーでバスクっぽい料理を存分味わってみたいです。
Piperade
1015 Battery Street
San Francisco, CA 94111
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