12/30/2018

SFグルメ:使い勝手良いワインバー Blanc et Rouge SF(ブラン エ ルージュ)

サンフランシスコのフィナンシャル、エンバーカデロ地区にあるワインバー Blanc et Rouge(ブラン エ ルージュ)です。

エンバーカデロ・センターで映画を見た後、ディナー時間まで1時間程あったので、立ち寄ってみました。


実はこのワインバー、利用するのは2回目(過去記事続いてます)。前回利用した時にサービス良かったのでリピです。

前回は天気良い時期で犬連れでしたので、アウトドアのテーブルを利用しました。

その時、通りすがりのご年配の女性に、なんて可愛いらしい犬なのと話かけられました。

本当に可愛らしい、私にとってはパーフェクトな犬でしたが、その2日後に亡くなってしまいました。😢😢😢

今も辛い日々ですが、愛犬と一緒に行った最後のワインバーなので、ここで愛犬を偲ぼうと思いました。


今回は冬で外は寒いので、店内へ。

正面はカウンター


壁と窓際にはソファー席

バレルのテーブル席や


普通のテーブル席もあり


地価高騰しているサンフランシスコの一等地にしては、余裕のスペースでゆったりとワインを愉しめます。

3時~6時までハッピーアワー


1年半前のメニューと比較すると、ナント全く料金が変わってない! 

ぼったくり営業がまかり通っている(失礼発言!)サンフランシスコでは、珍しく良心的な店。

スナックメニューを見ましたところ、こちらも良心的な値段。


定番のチーズ&シャルキュトリ等おつまみ系がありますが、この後ディナーでお寿司を食べに行くので軽くドリンクのみ注文。


お寿司の前のワインは爽やか系の白

ソーヴィニヨン・ブラン飲み比べ

Sauvignon Blanc, Star Lane, Happy Canyon, Santa Barbara 2016

(左)サンタ・バーバラ(アメリカ)$14

Sauvignon Blanc, Domaine Daulny, Sancerre 2017

(右)サンセール(フランス)$15


写真ではわかりにくいですが、サンタ・バーバラ産の方がサンセール産よりも薄めの色。同じ葡萄品種ですが、並べてみると違いがわかりやすい。

味の方はサンタ・バーバラ産の方がよりドライでスッキリした感じ、サンセール産の方がより滑らか。

どちらが好きかと言うとサンセール。最近フランスワインに興味が出てきたので、少しづつ学んでいきたいところ。


なかなか洒落たワインバーでサーバーも前回同様に感じよくて好印象。

場所柄、この界隈で働く人のランチ、仕事帰りの1杯、デート待ち合わせ等に使われている感じがします。

フェリー・ターミナルにも近いので、観光客もちょっと一休み的に使えそうです。

私的な利用はディナー前の一杯、ハッピーアワー! この界隈には気になるレストランもあるので、又利用しそう。

いずれにせよ、使い勝手良いワインバーです。


過去記事(2017年6月)

サンフランシスコのフィナンシャル&エンバーカデロ地区にあるワインバー Blanc et Rouge(ブラン エ ルージュ)です。

Embarcadero Center(エンバーカデロ センター)内、Front Streetに面しています。


ハッピーアワーでの利用


メニュー


Sauvignon Blanc Semillon, Haut Rian, France 2015


Deviled Eggs デビルドエッグ


Cheese チーズ


Red Garnacha & Monastrell, Laya, Spain 2014



ストリート沿いのアウトドアテーブルを利用したので、室内の雰囲気は不確かですが、窓越しからはカジュアルな感じに見えました。

ワインメニューを見ますとかなりの種類があるようですが、ハッピーアワーを利用しますとワインの種類はそれほど選べません。スパークリング、白、ロゼ、赤1種類ずつ。

サービスはとても良かったです。サーバーは外のテーブル席も何度も立ち寄ってくれて、各テーブルに注意を払っていました。

料理のデビルドエッグは普通、もう少し洗練された仕上がりが欲しいかな。

チーズの方は少しトーストされたバゲット、ハニー、ドライドフルーツと一緒に美味しかったです。

白と赤のグラスワインを注文してみましたが、どちらも値段を考慮すると妥当。

ワインバーですので、料理注文するよりもワインだけの注文の方が良いかもしれません。

場所柄、仕事帰りの人たちが気軽に利用できるワインバーという印象です。

Blanc et Rouge
2 Embarcadero Center
San Francisco, CA 94111


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12/29/2018

SFグルメ:ローカルに人気のベーカリー Fillmore Bakeshop(フィルモア ベイクショップ)

サンフランシスコのLower Pacific Heights(ローワー パシフィック ハイツ)地区にあるベーカリー Fillmore Bakeshop(フィルモア ベイクショップ)での朝食です。


定期的に訪れているサンフランシスコですが、自宅からは車で1時間ちょっとかかりますので、アルコールを伴うディナーの後は市内に宿泊するようにしています。

市内にはお気に入りのホテルが2か所あり、ひとつはベイブリッジが見渡せるEmbarcadero(エンバーカデロ)地区にあり、もうひとつはジャパンタウン(日本街)、Lower Pacific Heights(ローワー パシフィックハイツ)地区にあります。

ジャパンタウン内のホテルに宿泊した翌日は、大体近くのベーカリーやカフェで簡単に朝食を済ませます。

幸運にもジャパンタウン界隈には美味しいと評判のベーカリーが数店舗あり、その中のひとつがフィルモア ベイクショップ。

名前の通り、フィルモア・ストリート沿い、Bush Streetとの交差点東南角に位置してます。


可愛らしいウインドウが目印

店に入って正面はケーキ類



プリンセスケーキ


女子受けしそう、可愛らしいですね~

店内右手はペイストリー類




こちらで注文して、その横のイートイン・スペースで食べることも可能


注文したもの

コーヒーとオレンジジュース


カスタード フルーツ デーニッシュ


モーニング バン(シナモン ロール)

ハム&チーズ クロワッサン



ペイストリーは外はサクサク、中はしっとりで、パーフェクトな食感、3品とも美味しい。

オレンジジュースは紙コップでサービスされるので見た目冴えないですが、中身はフレッシュでグッド。

この店はこれまで何度か利用したことありますが、ローカルに人気の店であることは間違いありません。

すご~くお洒落な感じではありませんが、アットホームな雰囲気と定評あるペイストリー&ケーキは住民の心をしっかりと掴んでいます。

私自身、もしこの界隈に住んでいたら、絶対に頻繁利用します。

徒歩圏内にこんなベーカリーがあると嬉しいな、と思わせる店です。

Fillmore Bakeshop
1890 Fillmore Street
San Francisco, CA 94115


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12/28/2018

SFグルメ:超人気の韓国料理店でスンドゥブ My Tofu House(マイトーフ ハウス)

12月に入ってから、韓国料理のスンドゥブ(スンドゥブチゲ、純豆腐鍋)を食べたいと思い始めました。

普段韓国料理を食べたいと思うことはないのですが、なぜか急に気になって食べたくなりました。

その昔、米北東部に住んでいた時は韓国料理店に行って焼肉やスンドゥブを食べたりもしましたが、カリフォルニアに引越してきてからすっかりご無沙汰してます。

考えてみると、カリフォルニア州在住通算8年を過ぎましたが、ナント韓国料理店に一度も行ったことありません。このブログでも全く登場していません。

韓国料理嫌いではありませんが、以前食あたりになったこともあり、(アメリカのアジア系レストランに行かない理由)どうも足が遠のいていました。

そんな中、理由は自分でもわかりませんが、熱々のスンドゥブをどうしても食べたくなったので、久しぶりに韓国料理店に行ってみることにしました。

残念ながら、現在住んでいるナパバレーには韓国料理店は1軒もありません。少々遠出をしないとスンドゥブにはありつけないのです。

せっかく片道1時間もかけて行くのなら、美味しいと評判の店に行こうと決め、お店探しをしました。

調べてみると、サンフランシスコのInner Richmond(インナー リッチモンド)地区にある韓国料理店 My Tofu House(マイ トーフ又はトウフ ハウス)のスンドゥブが一番人気らしく、ここに決定。

お店に到着すると、「豆腐屋」の漢字看板が見え、おお~スンドゥブだ~とテンションアップ。


最近ホットな店が増えてきてフーディ地区とも言われているリッチモンド、アジア系の住民が多く、アジアやエスニック系の店が並んでます。


この店は残念ながらアルコールのサービスはなく、ディナーではなくランチ利用しました。ディナーだったら、飲みたくなっちゃいますからね。

ランチとしては少し早めの11時40分頃到着すると、既に店の半分位のテーブルは埋まっていました。

平日でしたが、どんどん人が入ってきて、12時前には満席、その後来た人達は皆ウエイティング。大変な人気店でビックリです。


メニュー

シグニチャーディッシュはSoft Tofu Soup(ソフト豆腐スープ、スンドゥブチゲのこと)


焼肉とかビビンバもあります。焼肉はテーブル上で焼くのではなくて、既にキッチンで焼かれたお肉がサービスされるスタイル。


注文後、最初に来たのはバンチャン(小皿に乗った惣菜、おかず)


スンドゥブの鍋に入れる生卵とご飯


バンチャンの味を確認します。

まずはキムチ!


わお!シャキシャキしている白菜、漬かり具合が丁度良くて量も多い。好みのタイプのキムチが出てくると嬉しい。

キムチ以外のもの(ナムル、オイキムチ、カクテキ、キムチ味がついたさつま揚げのようなもの)も全て美味しく、おかずのレベル高い。


もう1品、この揚げた魚は(日本人が見ると)お腹が手前を向いてなくて、置き方がヘンですが、味はまあまあ。小骨があるので注意。


念願のスンドゥブチゲ登場!

シーフードソフト豆腐 $14.98


グツグツと煮立っている中に生卵を入れます。


シーフード出汁が良く出ていて、熱々の柔らかい豆腐は絶品、体も心も温まりました。

但しシーフードの具(海老、牡蠣、あさり)は出汁用であって、食べたら美味しくなかったです。一部ジャリという食感あり。

今まで食べた中で一番のスンドゥブではありませんが、なるほど人気のスンドゥブであることは間違いありません。

正直なところ、ニューヨークやニュージャージーの韓国人街で食べたスンドゥブ鍋の方が美味しかったような気がします。🙇

カリフォルニアではサンフランシスコよりもロサンゼルスの方が美味しい韓国料理がありそうですね。


ビーフ&野菜ビビンバ $17.98


見た目はイマイチですが、具材がたっぷり入っていて、コチュジャン味良し、おこげもしっかりと出来て美味。ご飯の量が多いので、ひとりで完食は無理。



カジュアル系アジア料理店としてはかなり小奇麗な店内、ランチ時間絶え間なく客足があり、1時頃にも15名位ウエイティング、大変な人気店。

客層はほぼアジア系、私に付き合わされた夫ともう1名以外は全員アジアの顔。

フロアサービス担当者は2名しかおらず、かなり忙しそう。食べ終わったテーブルのあと片付けが迅速に進まないので、ウエイティングが長くなっていた感じもあります。

サーバーの女性は感じ良かったですが、忙しくて全く余裕ありませんでした。人手が足りないのでは?

料理はスンドゥブとビビンバどちらも軽く合格点ですが、どちらかと言うとバンチャンの方がレベル高し。

全般的には満足で、近くに住んでいたらリピしますが、片道1時間かけて行く程ではないかな。。。

ひとつ気になったのは、ウエブサイトの値段がアップデートされておらず、行ってみたら思ったよりも高い値段でした。

リッチモンド地区のランチ値段相場は不確かですが、チップと税金を含めると$20にはなるので、それ程お手頃ランチではないかも。

でも、スンドゥブを食べる目的は達成できたのでハッピー。これを機会にソノマカウンティにある韓国料理店も行ってみようと思います。

My Tofu House
4627 Geary Blvd
San Francisco, CA 94118


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12/26/2018

2018 クリスマス:ローストビーフ&ローストチキン

2018年クリスマスのホームクッキングです。

家族ふたりだけの食事なので、凝ったものは全く作っていません、というよりも元々作れないので、普通の食事です。

🎄インパクトが全くない、ありふれた料理なので、ブログ記事にするのもどうかと思いましたが、備忘録として残しておきます。~想い出づくり~


クリスマスイブ ディナー

メニュー ローストビーフ


クリスマス ディナー

メニュー ローストチキン


ご覧のように、サイドのポテト、グリーンビーンズ、キャロットは同じもの。

イブに多めに作っておいて、クリスマスには残り物を使用するという超手抜きで、サイドくらい違うものを用意せよ、ですね。


サイドだけでなく前菜も同じものを2日続きで食べました。

前菜1 チーズボード


チーズ5種類とクラッカー3種類、赤と緑のリンゴのコンビは一応クリスマスカラー!


前菜2 シャルキュトリ&スモークサーモン&ニシンの酢漬け


オリーブ、デイツ、グレープ、ストロベリー等の脇役も重要。苺の赤とアルグラの緑で再びクリスマスカラー!


前菜3 シュリンプカクテル


前菜ペアリングワインはカーネロスA.V.A.のシャルドネ



クリスマスイブのメイン ローストビーフ

塩&ペッパーは軽くふりかけて、(家の庭から取って来た)ローズマリーハーブで少々風味を演出。


実は、愛犬もこのビーフを食べるので、シーズニングはかなり控えめにしています。ガーリックも使いたいけど使ってません。


調理時間1時間でミディアム仕上がり。


初日はグレイビーソースでいただいて、残ったビーフは後日サンドイッチやサラダに使用します。3日間は楽しめますので、お得!


ローストビーフのペアリングワインはナパバレーのカベルネ・ソーヴィニョン


クリスマスのメイン ローストチキン


おデブちゃんではなく引き締まった体、グッド・ルッキングなチキンでしたので、調理するのを躊躇してしまいました。

思ったよりも重く、調理時間は2時間でゴールデンカラー。


こちらも愛犬たちが食べるのでシーズニングは控えめ、お腹にはローズマリーとレモンのみ。

ケール(緑)とザクロ(赤)で、ここでもクリスマスカラー!


しっとりとしていて、実に柔らかく仕上がりました。


カットした後はマッシュルームを入れたグレイビーソースを添えます。


チキンの身を取った残りはぐつぐつ煮込んでスープストックを作り、チキンヌードルスープに利用します。サラダやスープに大活躍のローストチキン。

ローストチキンのペアリングワインはソノマのピノ・ノワール


デザートはピーカンパイ


甘くてヘビーですが、ピーカンの食感と甘さがぴったり合います。

以上、クリスマスホームクッキングのメニューでした。


ビーフは1キロ位のサーロインチップ、チキンは1.5キロ位で、どちらも$20以内のお肉を使いました。

日本にいた時はローストビーフって高級な感じがしましたが、アメリカでは比較的安価なビーフ部位を使うので、高級のイメージはあまりないです。

でも、レストランでいただくプライムリブは別格、場所によっては高級です。

アメリカで高いのはステーキ用の熟成ビーフ、フィレミニョン、ポーターハウス辺りですね。

チキンも日本に比べたら一般的に安いです。ブランドチキンは別ですが、、、

今回自分でローストしましたが、ローストチキンはどこのスーパーでも販売していて、意外と安い。

ホントは既にローストされたものを買った方が楽と思ったのですが、愛犬が食べるので自分で作った次第です。

愛犬がいなかったら、やる気ないかも。最近はクリスマスでもオープンしているレストラン多いので外食してしまいそう。

いずれにせよ、ビーフ&チキン共まずまずの美味しさでしたので、良しとします。

クリスマスも終わり、今年も後数日残すのみ、時の経つのはホント早い。


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