11/30/2017

ナパ グルメ:ナパバレーの人気アトラクション Napa Valley Wine Train(ナパバレー ワイントレイン)

4年前ナパバレーに引っ越してきて以来、一度は乗ってみたいと思っていたNapa Valley Wine Train(ナパバレー ワイントレイン)に、ついに乗車しました。

ワイントレインはナパバレー南北(ナパ~セントヘリーナ~ナパ)を往復3時間かけて走るスロー電車。

基本のツアーはナパバレーの広大な葡萄畑を望みながら、3時間かけてランチやディナーをいただくのですが、途中ワイナリーに立ち寄ったりするツアーコースなどもあります。


私の場合、ワイナリー巡りは要らないので、参加したのはVista Dome Lunch(ビスタ ドーム ランチ)という基本よりも少しアップグレードしたコース。

値段は$221(4グルメコース料理、ウエルカムのスパークリングワイン付き)。

ウエルカムのワイン以外のワインは含まれていないので、白と赤の2グラスワインを追加($18)しました。

エキスプレス・グルメランチは$146からで、ディナーはランチよりも少々高く、シーズンや追加項目などによって値段が変動します。


ランチコースのスケジュールは以下のようになっています。

チェックイン 10:30AM

インフォーマル ウエルカムセミナー 10:35AM
(セミナーという程のことはなく、単に乗車に関してのアナウンスがあるだけ)

乗車開始 10:50 AM
(ABCD順番に案内されます)

ナパ駅出発 11:30 AM

~折り返しのSt Helena(セントヘレナ、セントヘリーナ)駅到着そして出発

ナパ駅帰着 2:30 PM


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まずはワイントレインの建物内でチェックイン


至るところにクリスマスのデコレーション


広いウェイティング・ルーム


サンクスギビング後なので、比較的空いている時期。


ワインやワイントレインのグッズを販売しているショップあり、


何らかの目的で使うのでしょうか、ステージもあり。


乗車前のドリンクはこちら、


メニュー


ミモザを注文


ミモザを片手にワイントレインパネル前で写真(自撮りがセットアップされてます)を撮ったり、


リラックスした後は乗車開始


乗車前にカメラマンによる(観光名所でよくある)参加者の写真撮影があり、各自予約の車両へ乗り込みます。


ビスタドーム(展望)の車両へ乗り込みました。


シャンパン ビスタ ドーム ダイニング


わお!ビスタドームの車体は他の車両よりも高めになっていて、窓が広くて明るい雰囲気。


予約のテーブルへ案内されました。


フォーマルなテーブルセッティング


メニュー


4コース、プリフィクスで各コース好きなものを選べます。


メニューの裏側には通過するワイナリーのマップ


ワインメニュー



カクテル、ビール、ノンアルコールなどもあり。


ウエルカムのスパークリングワイン


発車しました。


同時にランチコーススタート、

まずは温かいパン


ここはハイウエイ29、よく見る景色


ナパ市内の住宅地を通過すると見渡す限りのヴィンヤード


世界の車窓から~


コース1

Yellowfin Tuna Tartare イエローフィン ツナ タルタル


新鮮ツナをクリーミーなアボカドソースと合わせると超美味、パリッとしたポテトチップスも美味しい。前菜としては寛大な量。


同行した夫が注文したLemon Ricotta Ravioli レモン リコッタ ラビオリ


ラビオリが思ったよりも軽い仕上がり、トリュフとバジルソースを絡めると笑顔。

追加で注文したナパバレー ワイントレイン プライベートラベルのシャルドネ


ナパバレー秋の終わりの風景


Yountville(ヨントビル、ヤントビル)町を通り過ぎてオークヴィル グロッサリー辺り


コース2

Roasted Red & Golden Winter Beet Salad

ローステッド レッド&ゴールデン ウインタービーツサラダ


赤とゴールドのビーツが風味があってグッド、フリゼ、ピスタチオ、ゴートチーズ、全ての組み合わせが素晴らしい。


こちらはSoup Du Jour、アスパラガスのスープ


アスパラガスの風味がイマイチでしたが、まあまあ美味しいスープ。

電車はセントヘリーナの人気ワイナリー ヴィ・サチュイや、


グルメショップのディーン&デルーカ、その隣のレストラン プレスを通り過ぎます。


メインコース前にワイントレイン プライベートレベルのメルロー


コース3

Cabernet Braised Short Rib of Beef

カベルネブレイズド ショートリブビーフ


カベルネワインで柔らかく煮込まれたショートリブ、少々ヘビーではありますが、塩加減が丁度良くソースも美味で完食。


夫が選んだGarlic & Herb Roasted Chicken ガーリック&ハーブ ローステッドチキン


ガーリックとハーブの風味がたっぷり、柔らかくてソースも美味、付け合わせ野菜たちも良い脇役で、メインはビーフよりもチキンの方が良かったかも。

このメインがサービスされる頃にはセントヘリーナの折り返し地点を過ぎてました。

コーヒー


日本にたくさんファンがいるオーパスワンワイナリー


コース4 デザート

Marbled Chocolate Torte マーブルチョコレート トルテ


誕生日のキャンドル付き、甘さ控えめで食べやすいチョコレートトルテ。

夫が選んだHazelnut Financier ヘイゼルナッツ フィナンシャー


ヤントビルを通過する頃、食事のコースが終了したので、

ワイントレイン内を見学。


色々なタイプのラウンジ車両


クラシックな雰囲気


ダイニング車両
(この車両は空席でしたが、もうひとつのダイニング車両は満席)


キッチン車両もあり、


再びラウンジ車両へ


葡萄畑を目の前にしてワインを愉しむ人々

各ラウンジにはシャルドネやメルローの名前がついてます。


ここが端の車両


ちょっとだけ外のデッキにも出られますが、


危ないので注意


ワインカントリーの景色を楽しんだ後は、


ナパ駅に帰着

オックスボウパブリックマーケットが見えます。


予定では2:30リターンでしたが、3時過ぎてました。

搭乗前と乗車中にカメラマンが撮った写真を、帰りにピックアップします。必要なければ購入の必要なし。でも、買ってしまいました、観光客です。

トレインはクラシックスタイルで電車オタク必見、各車両内を見るのが面白い。

走行中は思ったよりも揺れました。ただしゆっくりと進むので、料理やワインサービスに特に問題はありません。

トイレが狭く、日本の新幹線の高級トイレに比べると???と思いますが、比較してはいけません。クラシックな雰囲気なので仕方ないです。

サービスは非常に良かったです。グリーティング、サーバー、カメラマン、皆ホスピタリティマインドを持っていて笑顔でサービス。

料理は車両内の制約ある調理ですので、全て素晴らしいですとは言い難いです。

正直、観光客向けレストランという印象は避けられませんが、思ったよりも高いレベルの料理。

純粋に料理とワインだけを愉しみたいのであれば、ワイントレインではなくナパバレーのレストラン利用をおススメします。美味しいところたくさんあります。

値段に関しては、料理だけを考慮すると高いと思いますが、3時間乗車料、景色、料理、ワイン等、トータルのエクスペリエンスの対価なので価値あり。

参加者たちを見ると、誕生日の人が多く特別な日利用という感じでした。私自身も誕生日利用でした。

思ったよりも楽しく、グレイト・エクスぺリンスでしたが、再び利用するかと聞かれたら、ちょっと高いので躊躇します。

でも日本や他所からのゲストがナパバレー観光のひとつとして乗車したいと要望したら、おつきあいします。

Napa Valley Wine Train
1275 McKinstry Street
Napa, CA 94559
ウエブサイトは日本語での案内もあり


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