9/04/2017

SFグルメ:プレシディオのスペイン風カリフォルニア料理 The Commissary(ザ コミッサリ―)

サンフランシスコ プレシディオ内にあるカリフォルニアンレストラン The Commissary (ザ コミッサリ― 又は ザ カミッサリ―)でのディナーです。

プレシディオはサンフランシスコ北端のゴールデンゲートブリッジに隣接している自然に恵まれた公園。

元々は米軍アーミー基地で、ゴールデンゲート ナショナル リクリエーション エリアの一部でもあります。

昔(1988)The Presidio(プレシディオの男たち)という映画がありました。良い映画でしたが、ストーリーはよく覚えてません。


レストラン専用の駐車場はありませんが、ストリート沿いに車を停めて少し歩くと、サンフランシスコ湾と市内の絶景が望めます。

食事の前後に界隈を散歩すると気分が上昇、デート利用おススメです。

レストランは手入れの行き届いたガーデンの中にあります。


レンガの外壁がいい感じ、こういう家に憧れます。

入口


手前のポーチにもテーブル席があり、天気の良い時は美しい風景を臨みながらの食事が良いかも。

サンフランシスコ市内とは思えない程のんびりとした雰囲気。


中に入ると、ゆったりとした空間にスタイリッシュなインテリア


壁沿いにバーカウンターがあり、その前には広々としたダイニングルーム


シンプルなテーブルセッティング


メニュー


料理はスペインの影響を受けたカリフォルニア料理なので、飲み物はスペインのサングリアを注文。

Sangria Blanco 白ワイン、リレ、ピスコ、フルーツ&ハーブ $9


これは軽めのサングリアで、お酒が苦手な女子にも受けるドリンク。見た目も味も夏日のリフレッシュメントとして最高。


Tuna Crudo, Pink Lady Apple, Cucumber, Black Sesame Seeds $21

ツナクルード、ピンクレディーアップル、きゅうり、黒ごま


なんとまあ、オサレなプレゼンテーションでしょうか。これも女子受けしますね。

新鮮な野菜とツナクルード、ドレッシングも軽めのカリフォルニアン。料理の仕上がりの美しさだけでなく、ツナのあまりの薄さ(!)にもう一皿追加注文しようかと思いました。


Canary Island Octopus, Potato, Pickled Cherry Tomato, Mole $18

たこ、ポテト、チェリートマト、モレ


この料理はタジン鍋で運ばれてきて、目の前でサーバーが蓋をとりました。写真は蓋をとった後。風味付けでしょうか、炭(写真右上)のようなものが鍋に置かれてました。

タコは柔らかく調理されていましたが、ポテト、ビーンズ、トマトの野菜はアルデンテ調理、歯ごたえがあり味付けも良かった。

プレゼンテーションとテイストから、これは人気料理のひとつでしょうね。


Scallop, Lobster Mushrooms, Leeks, Hazelnut Vinaigrette, Corn $34

帆立、ロブスターマッシュルーム、リーキ、ヘーゼルナッツヴィネグレット、コーン


帆立は普通の仕上がりでしたが、マッシュルームとヘーゼルナッツの風味がプラス、何と言ってもコーンが甘くて程よい粒味で最高。


Branzino, Summer Peppers, Garbanzos, Chile Vinaigrette $37

ブランジーノ、サマーペッパー、ひよこ豆、チリビネグレット


ディープフライとは知らずに注文しましたが、カラっと上手に揚げてあって実に食感が良い。見た目よりも身がたくさん詰まっていて量もたっぷり。

ちょっぴり辛さがアクセントのソースが唐揚げにぴったりで、パクパクと口には入ります。しかも、中央をカットして骨の部分を処理しているので非常に食べやすいのです。

付け合わせのヒヨコ豆と野菜は普通でしたが、このブランジーノは素晴らしい仕上がりで絶品、ポイント高いです。

ちょっと気になったのですが、日本では魚の頭って左側ですよね、右側になってます。


以前、自分でこの魚を調理した際に右と左を間違ってしまったと思いましたが、アメリカでは気にしなくていいですね。

日本の方、左右間違っても大丈夫。アメリカ流、カリフォルニアスタイルという言い訳が使えます。

デザートメニュー


Blackberry Sorbet ブラックベリーのシャーベット $7


サービスのトリート(焼き菓子)


中身がクリームでべちょと飛び出してしまいましたが、味は良かった。


レストランは断然お洒落な雰囲気。コミッサリ―(軍のショップとかキッチン)という言葉から、もっと厳つい雰囲気があるような錯覚を起こしていました。

レストラン名からのイメージってありますね。

サービスはまあまあ良かったです。レセプションの女性はあまり愛想良くなかったけど、サーバーの女性や男性はフレンドリーでした。

但し食事が終わってからデザート注文まで時間がかかりました。たぶん、混んできたからだと思います。

料理はいずれも素晴らしい、私好みのカリフォルニア料理。スペインの影響を受けているということでしたが、スペインというよりもカリフォルニアン。

でも、メニュー品目が意外と少ないのが気になるところかな。

値段もまあまあで、サービス以外は大満足、ぜひともリピートしたレストラン。

でも、プレシディオ内の他のレストランも試してみたいので、次はいつのことやら。


The Commissary
101 Montgomery Street
San Francisco, CA 94129


【サンフランシスコベイエリア グルメ】

サンフランシスコのレストラン・グルメ記事

ナパバレーのレストラン・グルメ記事

ソノマのレストラン・グルメ記事


ナパバレーのワイナリー記事

ソノマのワイナリー記事


【カリフォルニア グルメ】

カリフォルニアのレストラン・グルメ記事


【アメリカ グルメ】

アメリカのレストラン・グルメ記事



2 件のコメント:

  1. 全体的に盛り付けが綺麗で、特にお魚が美味しそう。魚の頭が右なのは、何でなのかな? 日本は、必ず左に頭がありますね。 食べやすいようにかな? ブラックペリーのシャーベット、日本ではなかなか見ない果物なので、食べたくなりました。

    返信削除
    返信
    1. お魚美味しかったです。カットしている部分があり完全に寝ている感じではなかったので、左右どちらでも良いのかもしれません。日本のように縁起が悪いとかはないと思われます。日本では未だブラックベリーやラズベリーをあまり見かけませんが、そのうちに普通のスーパーに出回るようになりますよ、きっと。

      削除

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。