9/13/2017

ソノマ グルメ:ヒッピータウンの人気ラーメン居酒屋 Ramen Gaijin(ラーメン外人)

ずっと気になっていたソノマ郡Sebastopol(セバストポール)にあるラーメン及び居酒屋 Ramen Gaijin(ラーメン ガイジン)へついに行くことができました。

何が気になっていたのかというと、やっぱりその妙な名前「ラーメン外人」。どんな店なのだろう?ラーメンは美味しいのかしら。

この妙な名前、日本人にとってはちょっとヘンですが、アメリカ人にとってはそれ程ヘンでもないようです。

そして、このヘンな名前にも関わらず、各種レストランレビュー評価はかなり高い。そうなると、行かざるをえません。

ランチとディナーの両方サービスしていますが、まずはランチから。

場所はセバストポール市のダウンタウン、わりと賑わっているSebastopol Avenueに面しています。


ユニークな外観

この入口とは別に裏側にも入口があります。裏側には公共の駐車場があるので、そこに車を停めたら、こちらの入口の方が近いです。


如何にも如何にも、日本のものがいっぱいあって、店内はなんとも不思議な世界


提灯に書かれている通り、ラーメン屋だけではなく居酒屋でもあります。

なので、バーカウンターは必須。


ここでチェックイン


わりと広くて、テーブル、カウンター、パティオ席まである余裕のスペース


テーブルセッティング

水がワインボトルで来ました、さすがワインカントリー。


メニュー



ランチなのでラーメンだけ、と思ったのですが、1品おつまみ系を注文してみました。

Grassy Bar Oysters 生牡蠣 $21


Morro Bayというカリフォルニアコースト産の生ガキに、ハーフムーンベイ産のわさび、きゅうりと海藻が乗っています。

多くの店で登場するような生牡蠣プレゼンテーションとは一線を画すオリジナリティある和風オイスターで幸先良いです。

生牡蠣処理は上手で、つるっとお口に入ってしまいます。この1品だけでも、夜に居酒屋に来る価値ありと思ってしまいました。

ホントはラーメン前に餃子が欲しかったのですが、ランチメニューにはありませんでした。夜の居酒屋メニューにはあるようなので、やっぱり居酒屋に来ないといけないようです。

この後、ラーメン登場までに30分くらいかかり、やっと登場。

醤油ラーメン $16


ライ麦ヌードル、豚バラチャーシュー、わかめ、ウッドイアー茸、ネギ、メンマ、6分茹で卵が入ってます。

この店のラーメン麺はライ麦粉を使った自家製麺。ライ麦麺は初めてかも。見た目は日本蕎麦って感じの細麺出来上がりで、味はもちろん蕎麦とは違ってました(あたりまえ)。

ライ麦麺と聞くと、なんとなくヘルシーなイメージがありますが、気のせいでしょうか。

ライ麦麺を少し取り出してみました。


普段食べているラーメン麺と比べると、最初はやはり違和感がありましたが、慣れてくると意外とイケます。

元来細麺であまり縮れていない麺が好みなので、そこも合致しました。

スープの出汁は良く出ていて、ほど良い脂分がありますが、比較的アッサリ系の醤油スープ。

ボリューム感があるチャーシュー、野菜と卵の具材組み合わせも良く、かなり高いレベルの仕上がり。

白い日本のネギを使っていますが好みなので嬉しいです。卵の6分茹では黄身がとろり、でも生ではない絶妙な仕上がり。

ライ麦麺の違和感さえ通り越せば、日本人の満足度は高いかもしれません。

こちらは、この日のスペシャルのとんこつラーメン $16


ちょっと味見しましたが、正直これはとんこつ?って感じのスープでした。たぶん博多とんこつの白いスープのイメージを持っていたからでしょう。

具材はコーンとチンゲン菜以外は醤油ラーメンと一緒でした。期待していたスープとは違いますが、悪くない出来上がり。

和の雰囲気たっぷりのレストラン、ザ・ニッポンという感じの凝った雰囲気は日本人よりもアメリカ人受けするでしょうね。

サーバーの女性はとても感じ良かったのですが、ラーメンに30分位かかるオペレーションには問題があるような気もしました。

でも、レビュー等では待つけど価値ありということで、通常このスロースピードのようです。日本のラーメン屋さんは効率的なので、遅いと感じてしまったのかも。

税金・チップを含めて約$20(2,000円)の値段は日本に比べたら高く、セバストポールのランチとしても高いと思いますが、ディナーと考えると全然悪くないです。

正直ラーメンよりも居酒屋メニューの方が気になりましたので、機会がありましたらぜひとも居酒屋利用してみたいです。

行った時の客層はほぼ地元の白人、サンフランシスコでラーメン専門店へ行くと、ほとんどがアジア系であったりしますので、この客層には少々びっくりです。

外人ラーメンという名前ですが、ここでは私こそが外人であると再確認しました。

いずれにせよ、日本人にとってのソウルフードのひとつ、ラーメンをローカルのアメリカ人と美味しさ共有できるのは嬉しいことです。

セバストポールという新旧ヒッピーが多い町で、既に浸透しているラーメン、長く愛されてほしいです。

Ramen Gaijin
6948 Sebastopol Avenue
Sebastopol, CA 95472


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2 件のコメント:

  1. ここは、行った友人、ほぼいいコメントしてました。
    オイスターもあるなんて!美味しそうです!
    ライ麦ヌードル食感が気になります。半熟卵もいい感じですね。
    セバストポルでそれなりに長くやってけてるのは、美味しいからなんでしょうね〜

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    1. 日本のラーメンに慣れた人は別ですが、一般のアメリカ人には受けそうな感じのラーメンでした。オイスターは美味しかったです。羽根つき餃子がメニューになかったのが残念でしたので、又の機会に夜の居酒屋に行ってみたいです。

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