せっかく日本にいるのでワインよりも日本酒、フード＆日本酒のペアリングが愉しめそうなレストランということで選びました。
米どころ新潟の郷土料理を味わいながら、日本酒ブランド「久保田」のテイスティングができるお店。
場所は銀座中央通りに面したビルの３階
予約席は窓際でした、ナイスビュー！
メニュー
のど黒コース（９，０００円 税サ込）を既に予約済です。
コース最初の乾杯酒
ビールで少し喉を潤します。
中瓶 ８００円
前菜
どれも美味しいけど、左のホタルイカ最高。
凌ぎ（ねぎ味噌はさみ）
油揚げに挟まった葱味噌は少し甘め、レモンはともかくシラチャのような辛味ペイストは要らないです。
ここでビールから日本酒へ
久保田５種呑み比べ
左から、百寿、千寿、紅寿、碧寿、萬寿 ２，６００円
日本酒味わいマップを参照
香り豊か ↔ 香りおだやか
濃厚 ↔ すっきり
日本酒もワイン同様に奥深く、じっくりと味わいたい。。。
５種類テイスティングして、一番のお気に入りは萬寿（わお！と発する美味しさ）でしたが、いずれも様々な料理に合わせて美味しくいただけます。
お造り
メイン料理 焼物（のど黒の塩焼き）
シンプルに焼いたノドグロは脂が充分のっていて旨みたっぷり、期待通りの絶品。高級魚をいただけて幸せな気分。
この贅沢料理のペアリング酒は一番お気に入りの「萬寿」と言いたいところですが、ちょっと違うような気がしました。
「萬寿」は香り豊かなので、もう少し淡白な焼魚の方が相性が良いのではないかと。
ノドグロ塩焼きには「百寿」や「千寿」の方が合うような気がします。
煮物
越後のっぺ
根菜の里芋、人参、蓮根が食べやすくカットされていて、優しい家庭的な味付け。
食事（蕎麦）
甘味
お店の雰囲気はモダンでお洒落、都会の和食店という感じでした。
全般的にサービスは悪くはなかったのですが、いまひとつホスピタリティに欠けていました。
まず、サーバーが飲み物オーダーをすぐ取りに来ませんでした。
次に予約時にコース料理注文も済んでいましたが、当日その確認はなく、料理を次々と運んでくるだけ。しかも料理を持ってきた時は料理名を告げるだけでした。
せっかく「久保田」の店に来てコース料理を注文しているのだから、各料理がどのタイプの日本酒と相性が良いのか教えて欲しかったです。
提供しているコース料理になぜペアリング日本酒のオプションがないのか不思議です。
サーバーは丁寧でそつなくサービスしていますが、サービス料１０％チャージしているので、一歩進んだホスピタリティを期待してしまいます。
このレストランだけではありませんが、日本のサービスレベルは概して高いのですが、担当者に個性がなく印象に残らないのです。
アメリカで個性ありすぎのサービス担当者をたくさん見ているので、そう感じるのかもしれません。
今回のコース料理も同様で、どれもそつなく美味しいのですが、後に想い出すのはノドグロを食べたということだけで、インパクトに欠けます。
全体としては満足のダイニングでしたが、料理とサービスにキャラクターが感じられず、東京に住んでいるわけでもないので、たぶんリピートはないです。
でも新潟料理には興味があるので、もし次回利用することになったら、コースではなくアラカルト注文にします。
【サンフランシスコベイエリア グルメ】
サンフランシスコのレストラン・グルメ記事
ナパバレーのレストラン・グルメ記事
ソノマのレストラン・グルメ記事
ナパバレーのワイナリー記事
ソノマのワイナリー記事
【カリフォルニア グルメ】
カリフォルニアのレストラン・グルメ記事
【アメリカ グルメ】
アメリカのレストラン・グルメ記事
この前、のどぐろのお寿司を食べました。その時が初めてだったんですが、とても美味しい魚ですね。でも、高いです。焼いたのどぐろも本当に美味しそうだし、ご飯が進みそうですね。久保田は、飲みやすくて美味しいお酒で、特に、萬寿は、私も好きです。アメリカの高級レストランの値段に比べると、日本の方が、安いのかな？
返信削除久保田の純米大吟醸３種呑み比べもありました。機会があったら試してみたいです。アメリカというよりも（もはやニューヨークよりも高いのではないかと思われる）サンフランシスコと比較すると、東京の方が全般的に安いです。但し、東京の超高級店（行かないですが）も相当高いと思われます。
削除