9/09/2018

SFグルメ:話題のファインダイニング Birdsong(バードソング)

(アップデート:2019年ミシュランガイド サンフランシスコ及びカリフォルニア 1つ星獲得)

トレンドに敏感なサンフランシスコのレストラン業界、斬新なアイディアと豊富な資金(テック関係だね!)を片手に、次々とレストランやカフェがオープンしています。

20代や30代のフーディ・ミレニアルズは新しくオープンした時代の最先端を走るレストランを素早くチェック。

50代の私には彼らほどのパワーはありませんが、一応食べ歩きを趣味としているので、そんなカッコいいレストランにたまに出没。


今年5月にオープンしたニューアメリカン(コンテンポラリー)、アメリカノースウエスタン(米北西部スタイル)レストランBirdsong(バードソング)でのディナーです。


場所は開発が進んでいるSoMa(ソーマ)地区、これ又トレンディなところにオープンしました。

このニューレストランはオープニングからメディアで話題になっているのですが、その大きな理由はシェフChristpher Bleidorn氏の経歴。

彼はミシュラン3つ星及び世界のトップ50レストランにも選ばれているサンフランシスコのセゾンとミシュラン2つ星(2019年3つ星獲得!)アトリエ クレンでシェフ・ド・キュイジーヌ(料理長のこと)をされていました。

加えて、ミシュラン3つ星ベヌーではペイストリー・シェフ、それ以外のスターレストランでの経験もかなり豊富なようです。

輝かしい経歴をバックに、ついに彼自身のレストランがオープンとなれば、フードメディアの話題にならない訳がありません。

オープンして4か月過ぎましたが、各種レビュー評価はかなり高く既に人気店、早めに予約をしておきました。期待が高まる中の来店。


店内入って左手は完全オープンキッチン


おやおや、どこかで見たような魚さん


このオープンキッチンと、ぶら下がっている魚がセゾンそっくり!

でも、こちらはセゾンよりはカジュアルな雰囲気で、このオープンキッチン前にカウンター席があります。


キッチンで働くシェフたちの動きを見ながら、カウンターでのテイスティングコースはフーディにはたまらないセッティング。

店内右手の方はテーブル席が並んでます。


テーブルセッティング


このレストランには13コースのテイスティングメニューと($175)と5コースメニュー($125)があります。火ー木曜日はアラカルトもあり。

ディナー日の朝、どちらのコースにするのか確認の電話がありました。初めてなので控えめに5コースを選択。

着席すると既に5コースメニューが用意されていて、その内の4コースは2種類の料理からひとつ選択します。


グラスワインのメニュー(ワインリストはもちろん別途)


コース開始と同時にお箸とスプーンが用意されました。


お箸を使うニューアメリカ料理が増えている今日この頃。

ほとんど魚料理を選んだのでワインは軽めの白

Andrew Rich Sauvignon Blanc Willamette Valley 2016


オレゴン州ウイラメットヴァレー産のソーヴィニヨン・ブランはスッキリで飲みやすく、魚料理との相性バッチリ。


コース1

Shigoku Oyster, Ramp Vinegar, Dill

シゴク 生牡蠣


料理アップ


美しすぎて、食べたくない位。

予想通り、絶品!


同行者が選んだコース1

Fish & Chips, Halibut, Pommes Soufflé

フィッシュ(ハリバット)&チップス(ポムスフレ)


わお!これ又絶品。


コース2(選択なしなので、シグニチャー・ディッシュであると思われます)

Creek Raided Trout

Cured, Smoked and Warmed in Cedar

Sandwich Made with the Skin & Roe, Horseradish Mayonnaise

杉でスモークされたトラウト(手前)


トラウト皮とキャビア(いくらに似たトラウトの卵)のサンドイッチ(奥)


両端が軽く燃やされ、、、


オープンしますと、レアのトラウトが登場!


素晴らしいプレゼンテーションだけでなく、完璧な仕上がりのトラウトで絶品続き。

ここまで絶品続きですが、量が少ない😢 もっと食べたい。。。


お箸に替わってナイフとフォークとスプーン


コース3

Giant Clam, Butter Milk Whey, Pork Fat

Parker House Roll

ジャイアントクラムとロール


貝が入ったスープ、風味付けでポーク脂が使われていますが、全然くどくない。


同行者が選んだコース3

Squash Blossom Stuffed with Lamb, Grilled Olives, Pollen Sauce

Blue Maize Cornbread, Grilled Butter

ラムとオリーブが入ったスクワッシュブロッサム(花)


ラム味ほとんどなし、これはあまり印象に残らない料理。


コース4

Black Cod, Saskatchewan Chanterelles, Sunflower Seed Fat, Spinach

ブラックコッド


わお!これ又絶品!


コース5

Summer Melons, Beeswax & Chamomile

サマーメロン

上品なメロンちゃん、甘さ控えめソースもグッド。


同行者が選んだコース5

Caramelized Bread Custard, Jasmine, Toasted Milk

キャラメライズド ブレッドカスタード


こちらも甘さ控えめ、量控えめ、アメリカのデザートとは思えないくらい上品。


手書きのサンキューノート、素晴らしいホスピタリティで終了


レストランは天井高く、全体的にゆったりとしたオープンスペース、清潔で明るい印象。化粧室のBGMがBirdsong(鳥の鳴き声)だったのが特に印象的。

テーブル間は若干狭く、客の入れ替わり以外は満席でしたので、隣の会話が聞こえたリはありますが、騒々しい感じは全くありませんでした。

派手さはありませんが、シンプルでハイセンスなインテリア、完全オープンキッチンの換気等々、かなり気を使った造りで、(余計なお世話ですが)相当投資したのではないかと思われます。

客層は若者中心で場違い感あるかなと思いましたが、よくよく見ると同年代や年配の方も混じっていて、特に問題なし。

サービスは適度にカジュアルで終始心地良かったです。特にフレンドリーなサーバーの男性、再びこの人にサービスしてもらいたいと思えるプロ。

料理はコース3以外は絶品、コース3も良かったのですが、他と比べるとインパクトに欠けました。

五感で楽しめる素晴らしい料理の数々でしたが、コース全ての量が少なめ。健康な成人男性では足りないでしょうね。

13コースにすれば良かったのかもしれないのですが、全体的な量はそれ程差がないと言われたので、5コースにしてしまいました。

雰囲気、サービス、料理&ワイン、値段、全て大満足のファインダイニング。

量が少なく値段が高いのでコスパ低いとも考えられますが、このタイプの料理は単純に食べることよりも、カリナリーアートの世界を愉しむことに重きを置きます。

従って、全体的なダイニングエクスペリエンスとしては素晴らしく、ぜひともリピートしたいです。そして、次回は絶対13コースにします。

最後にちょっと生意気コメントですが、オープンしたばかりのせいか、どうもプチセゾンという印象が否めません。

セゾンは素晴らしいレストランですが、セゾンとは別にシェフ本来の個性をもっと発揮してもらいたいような気がしました。

Birdsong
1085 Mission Street
San Francisco, CA 94103


【サンフランシスコベイエリア グルメ】

サンフランシスコのレストラン・グルメ記事

ナパバレーのレストラン・グルメ記事

ソノマのレストラン・グルメ記事


ナパバレーのワイナリー記事

ソノマのワイナリー記事


【カリフォルニア グルメ】

カリフォルニアのレストラン・グルメ記事


【アメリカ グルメ】

アメリカのレストラン・グルメ記事



2 件のコメント:

  1. 牡蠣が一番美味しそうだな。確かに、ボリュームはないけど、盛り付けなど、勉強になります。
    若者のお客さんが多そうですが、サンフランシスコあたりは、若者で結構お金を持っている人達が
    多いのでしょうね。 

    返信削除
    返信
    1. サンフランシスコやシリコンバレー界隈のテック関係者は若くても桁違いに稼いでいます。金銭的に潤っている若いアジア系も多く、高いお店に行くとよく見かけます。なのでアジア色の入った料理が登場しているのでしょうね。

      削除

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。