9/07/2018

SFグルメ:ミシュラン1つ星 絶品ニューアメリカン Gary Danko(ゲイリー ダンコ)

サンフランシスコ Fisherman's Wharf(フィッシャーマンズワーフ)地区にあるミシュラン1つ星レストラン Gary Danko(ゲイリー ダンコ)でのディナーです。

店名のGary Dankoはシェフの名前、料理カテゴリーはフレンチをベースにしたニューアメリカン(コンテンポラリー)、ローカルのフレッシュな食材をふんだんに使ったカリフォルニアンでもあります。

1999年のオープン以来、ミシュランだけでなく、James Beard Foundationのベストレストラン、Zagat Surveyのトップレストランに選ばれたりと、常に賞賛されているサンフランシスコ屈指のレストラン。

5年前だったか、ブログを始める前に一度食事をしましたが、素晴らしいダイニングエクスペリエンスでした。今回2度目の食事ですので、前回と変わったところはあるのかチェック!

場所はHyde StreetとNorth Point Streetの角


入ってすぐにバーカウンター


昨今サンフランシスコの高級レストランはミニマリスト志向、シンプルな雰囲気がトレンドみたいですが、この店は少し前のスタイルを保っていて豪華でエレガントな雰囲気。


生花やホワイトテーブルクロスあり


テーブルセッティング


メニューはプリフィクスの3、4、5コース($92、$113、$134)と


シェフズテイスティングコース($134)


テイスティングコースは気になりますが、自分の好きな料理を選べるプリフィクスを選択。

前菜、魚料理、肉料理、デザート(チーズ)の4コース($113)選択

Amuse Bouche


あっさりとした上品なスープ


優雅な雰囲気のバーを見ると、ついオーダーしたくなるカクテル

その昔(今も?)流行ったコスモポリタン $17


久しぶりのウオッカ系カクテル、わお!バーテンダーのレベル高いですが、値段も高い。

ここでパンが登場


カクテルの次は軽めの白ワイン


Sauvignon Blanc River Road Ranch Russian River Valley Sonoma County California 2015 $68


このソーヴィニヨン・ブランのボトルが終わったら、肉料理とグラス赤をペアリングしようと企んでいましたが、このボトルが終わらず肉料理とソーヴィニヨン・ブランのペアリングになってしまいました。

因みに、レストランには分厚いワインリストが用意されていますが、


ソムリエのセレクションワインのページがあるので助かります。


コース開始

コース1

Glazed Oysters with Osetra Caviar, Zucchini Pearls, Leeks and Lettuce Cream

グレイズドオイスターとキャビア


絶品!他に言葉はありません。

見た目美しいですが、味もビューティフル!


同行者(ほとんどシェアしてます)が注文したコース1

Dungeness Crab Salad with Melons, Cucumber, Roasted Eggplant and Thai Mango Dressing

ダンジネスクラブサラダ


フリゼの下に隠れていますが、ダンジネス蟹身が数本あり。メロンやきゅうりが入ったサラダ、こちらも絶品!


コース2

Coconut Thai Curry with Shrimp, Calamari, Lobster, Scallop, Candied Peanuts and Shiitake Mushroom

ココナッツタイカレー

中央にライスが乗っているプレートがサービスされ


周りをシーフード(海老、イカ、オイスター、ロブスター、帆立)と野菜で囲みます


スープを流して


フィニッシュ!


丁寧なプレゼンテーションに感動!そして、食べてみるともっと感動!

シーフードと野菜の調理方法がパーフェクト、カレーは上品な辛さ、これ又絶品。

タイ料理がベースではありますが、まさしくこれはニューアメリカ、コンテンポラリー料理と言えます。


同行者が選んだコース2

Roast Maine Lobster with Potato Puree Chanterelle Mushrooms, Corn and Tarragon

ローストメイン産ロブスター


ポテトピュレの上に質の高いロブスターのローストが乗っています。シャンテレール茸がサイドとは贅沢。


コース3

Seared Filet of Beef with Cumin Potatoes, Swiss Chard, Tomato-Corn Relish and Basil Butter

フィレステーキ


柔らかいビーフフィレ、パーフェクトな焼き方にサイド&ソースもうまくマッチング。


同行者が選んだコース3

Mousseline Wrapped Pork Tenderloin, Cornbread Foie Gras with Kale, Romanesco and Ham Hocks

ポークテンダーロイン


こちらもお口の中でとろけそうな位柔らかいポーク、付け合わせもくどくなくて良し。


コース4

カートで運ばれてきた、たくさんのチーズの中から4種類選びます。


ちょっと贅沢な選択





カットしたものをプレートに乗せて


ブレッドとグレープ


どれも美味しいよ~


同行者が選んだコース4

Warm Louisiana Butter Cake with Roasted Peaches, Huckleberry Compote and Vanilla Bean Ice Cream

ルイジアナバターケーキ


南部ルイジアナですから、ケーキ自体はわりとヘビーですが甘さは思ったよりも控えめで、食べやすかった。

カプチーノ $4.50


プチフール(ミニャルディーズ)


全部食べられませんでしたので、持ち帰りました。

パイナップルマフィンのお土産



上品で洗練されたレストラン、ライティングは暗めでロマンチックな雰囲気のせいか、ドレスアップしている客が多かったです。

前回食事したダイニングルームとは別のダイニングルームに案内されましたが、どちらも少々狭い空間。

人気店のため、大方満席で若干騒々しい感じは否めませんが、都会のレストランなので仕方ないです。

サービスはほぼ完璧、プロフェショナルなサーバーたちが狭い空間を円滑に動いていました、慣れているのでしょう。

料理は絶品続きで、ネガティブなものは何もなし。強いてあげれば、前菜と魚料理の方が肉料理よりも印象に残りました。

持ち帰ったお菓子とマフィンも美味しく、特にマフィンは翌日の朝食として最高。

前回の食事では伝統的なアメリカンのイメージがあったのですが、今回はメニューにアジアの要素が見られました。

サンフランシスコの増えつつあるアジア系客やアメリカでのアジア系料理の人気などが影響しているでしょう。

客層や料理トレンドを考慮しながら、時代と共にメニュー変化が長年成功の秘訣ですね。

雰囲気、サービス、料理、値段(コスパ)全て大満足、次はいつになるかわかりませんが、絶対リピートします。超おススメ!

Gary Danko
800 North Point Street
San Francisco, CA 94109


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