フード&ワイン アットホームです。
昨年の夏にサンフランシスコにある超人気シーフード店に行った時、面白いキャラのおっちゃんがプロの腕前で作っていたダンジネスクラブ(蟹)サラダを家で真似して作ってみました。
お店の名前はSwan Oyster Depot(スワン オイスター デポ)で、サラダはこちら。
蟹とレタスだけのシンプルなサラダでしたが、すごく美味しかったのです。ルイドレッシングが少々乗っていましたが、レモンだけでも充分でした。
他のレストランでダンジネスクラブサラダを注文すると、もう少しファンシーなプレゼンテーションで登場します。その方が見た目良し、値段は高し。
でも、シンプル イズ ベスト!
ざく切りしたレタスの上に蟹身を乗せるだけの作業ですから、料理上手でなくても充分できます。
まずはスーパーで既に調理済みの蟹1匹を購入。
ちまちまと蟹身を取って、レタスに乗せて、出来上がり。
アイスバーグのレタスだけでは色がイマイチなので、アルグラとフリゼのリーフ(葉)を端に少し乗せてみました。
蟹身自体はスーパーの商品なので、魚屋さんでもあるSwan Oyster Depotの新鮮でプリプリな蟹身とは比較にはなりませんでした。
が、ひとつ気がついたのは、蟹身とアイスバーグレタスの相性がとても良く、アルグラやフリゼは必要ありませんでした。
昨今スーパーの野菜売り場では、お洒落レタスやリーフがたくさん登場していますが、シンプルで見栄えも味も主張をしないアイスバーグレタスがこのサラダには一番合ってます。
主役の蟹を一番引き立てることができる名脇役がアイスバーグレタスでした。さすが、老舗シーフード店プロの選択!
ちなみにアイスバーグレタスとは日本のスーパーでも普通に販売されているただのレタス、元祖レタスです。
アメリカではハンバーガーに挟まっているレタスですが、これも主役のビーフを引き立たせる役目なのかもしれません。
次回この料理を用意する時はレタスのみです、インスタ(やっていませんが)とかブログ映えに拘ると、ベストな料理を見逃す可能性があります。
さて、このサラダに合わせたワインですが、
イタリア産のピノ・グリージョ、$10位のお手頃テーブルワインです。
Benvolio Italia Friuli Pinot Grigio 2016
最初シャルドネを合わせようかなと思いましたが、フルボディでバタリーな白は蟹の風味を損なうような気がしたので、ソフトなリンゴと梨風味の白を選んでみました。
まずまずのペアリングでした。
レストランの食材選択は利益を優先していることが多いでしょうが、味の方もきちんと考慮されていることが多いので学べます。
レストランでの食事と家での食事を上手に組み合わせたいです。
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蟹のサラダ、美味しそう。 レタスが合うんですね。そういえば、日本では、一時期レタスがすごく高くて、確か、1玉が500円近かった、です。でも最近は、野菜の値段が安くなってきたので、助かります。
返信削除ちょっと調べたら、別のシーフードレストランの蟹カクテルにもレタスが使われていました。やはり相性が良いと思われます。レタスのプレーンな味が引き立つ料理はありますね、ウエッジサラダとか。500円は高いですね、300円以内が普通ですか。
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