1/03/2019

SFグルメ:ミシュラン1つ星ニューアメリカンなフレンチ Nico(ニコ)

サンフランシスコのJackson Square(ジャクソン スクエア)にあるフレンチレストラン Nico(ニコ)でのランチです。

ジャクソン・スクエアはノースビーチ、フィナンシャル、チャイナタウンの間に挟まれた一角。

このレストランは以前プレシディオ・ハイツの辺りにあり、ずっと行ってみたいと思っていたのですが、もたもたしている間に閉店になってしまいました。

でも、嬉しいことに完全閉店ではなくて、場所をダウンタウンに移動して昨年再オープンしたのです。

以前も★が付いてましたが、2019年度のミシュランガイドにおいても1つ星獲得。

変わらずの高評価レストラン、ついに念願の訪問となりました。


店名はオーナー・シェフの名前(Nicolasさん)から来ているのではないかと思います。

料理はフレンチ、でも今風のフレンチでニュー又はコンテンポラリー・アメリカンというカテゴリーにも入ります。

入って左手にバーカウンター


レンガの壁がお洒落

その前がこじんまりとしたダイニングルーム、その奥がオープンキッチン


清潔感溢れるシンプルなテーブルセッティング


ランチメニュー


アラカルトメニューはなくて、プリフィクスのみ。

最初に、前菜、メイン、デザートから2コース($35)又は3コース($40)を選び、そして、各コースは2種類の料理からひとつを選びます。

ドリンクメニュー


フード&ドリンク共シンプルなメニューは選ぶのが楽です。メニューが複雑ですと、頭抱えてしまいます(飲み過ぎで脳が退化しています、、、)。


Hauts Baigneux Chenin Blanc $18(手前)

Denizot Sancerre $16


どちらも美味しいフレンチ白ですが、サンセールの方が好みかな。

パン


外は適度な歯ごたえがあり、中はしっとりのパンが美味しくて、お替わりしてしまいました。


コース1 前菜(帆立又はカリフラワーマッシュルームの選択)

Scallop, Kiwi, Tarragon

帆立のソテー、キウイソース、ハーブのタラゴン


見た目美しいですが、味も超1流。見えている片面しか焼いていませんが、パーフェクトな焼き加減、甘さと酸っぱさが絶妙なキウイソースとタラゴンがアクセントで絶品。

この時点で、この店に来て良かったと思いました。幸せの前菜です。


ちなみに、食後に話した隣テーブルのシリコンバレー在住夫婦も絶品と言ってましたので、私の味覚もまんざらでもないな、、、と妙な安心感。


コース2 メイン(バス又はダックの選択)

Bass, Sunchokes, Onion Jus

白身魚バス、サンチョーク、オニオンソース


思ったよりも、バスが大きく、オニオンソースもたっぷり添えられて嬉しい。サンチョーク(キクイモ)は歯ごたえがあって、好きな根菜。

冬ですが、春っぽいイエロー&グリーンのプレゼンテーションがステキ、視覚的アピールにも成功していますね。


コース3 デザート(ガトー又は梨の選択)

Gâteau Basque, Meyer Lemon, Pistachio

バスク風お菓子


思ったよりも甘かったけど、ピスタチオとのコンビ良し。


Pear, Honey, Hay

梨のコンポートみたいな感じ


梨は普通に美味しいが、横に添えてある焼菓子が少々甘かった。



同行した夫はコース1&2は同じ料理注文、コース3だけ別注文して味チェック。


以上、お洒落な雰囲気の中で、お洒落な料理をいただきました。

実に洗練されたプレーティング、プレゼンテーション、テイスト、なるほどミシュラン1つ星の域であると納得です。

一番のお気に入りは帆立のソテー、繊細で上品な仕上がり、キウイを使ったクリエイティブなソースはポイント高し。もう1皿、軽く食べられます。

ステキな雰囲気と美味しい料理に加えて、とってもフレンドリーなサーバーでしたので、大変心地良かったです。値段も1つ星にしては、大変リーズナブル。

日本でしたら、絶対女子&マダムご用達のレストランですが、サンフランシスコですから、ジェンダーフリー(性別関係ない)の店です。


NICO
710 Montgomery Street
San Francisco, CA 94111


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