ジャクソン・スクエアはノースビーチ、フィナンシャル、チャイナタウンの間に挟まれた一角。
このレストランは以前プレシディオ・ハイツの辺りにあり、ずっと行ってみたいと思っていたのですが、もたもたしている間に閉店になってしまいました。
でも、嬉しいことに完全閉店ではなくて、場所をダウンタウンに移動して昨年再オープンしたのです。
以前も★が付いてましたが、2019年度のミシュランガイドにおいても1つ星獲得。
変わらずの高評価レストラン、ついに念願の訪問となりました。
店名はオーナー・シェフの名前(Nicolasさん)から来ているのではないかと思います。
料理はフレンチ、でも今風のフレンチでニュー又はコンテンポラリー・アメリカンというカテゴリーにも入ります。
入って左手にバーカウンター
レンガの壁がお洒落
その前がこじんまりとしたダイニングルーム、その奥がオープンキッチン
清潔感溢れるシンプルなテーブルセッティング
ランチメニュー
アラカルトメニューはなくて、プリフィクスのみ。
最初に、前菜、メイン、デザートから2コース($35)又は3コース($40)を選び、そして、各コースは2種類の料理からひとつを選びます。
ドリンクメニュー
フード&ドリンク共シンプルなメニューは選ぶのが楽です。メニューが複雑ですと、頭抱えてしまいます(飲み過ぎで脳が退化しています、、、)。
Hauts Baigneux Chenin Blanc $18(手前)
Denizot Sancerre $16
どちらも美味しいフレンチ白ですが、サンセールの方が好みかな。
パン
外は適度な歯ごたえがあり、中はしっとりのパンが美味しくて、お替わりしてしまいました。
コース1 前菜(帆立又はカリフラワーマッシュルームの選択)
Scallop, Kiwi, Tarragon
帆立のソテー、キウイソース、ハーブのタラゴン
見た目美しいですが、味も超1流。見えている片面しか焼いていませんが、パーフェクトな焼き加減、甘さと酸っぱさが絶妙なキウイソースとタラゴンがアクセントで絶品。
この時点で、この店に来て良かったと思いました。幸せの前菜です。
ちなみに、食後に話した隣テーブルのシリコンバレー在住夫婦も絶品と言ってましたので、私の味覚もまんざらでもないな、、、と妙な安心感。
コース2 メイン(バス又はダックの選択)
Bass, Sunchokes, Onion Jus
白身魚バス、サンチョーク、オニオンソース
思ったよりも、バスが大きく、オニオンソースもたっぷり添えられて嬉しい。サンチョーク(キクイモ)は歯ごたえがあって、好きな根菜。
冬ですが、春っぽいイエロー&グリーンのプレゼンテーションがステキ、視覚的アピールにも成功していますね。
コース3 デザート(ガトー又は梨の選択)
Gâteau Basque, Meyer Lemon, Pistachio
バスク風お菓子
思ったよりも甘かったけど、ピスタチオとのコンビ良し。
Pear, Honey, Hay
梨のコンポートみたいな感じ
梨は普通に美味しいが、横に添えてある焼菓子が少々甘かった。
同行した夫はコース1&2は同じ料理注文、コース3だけ別注文して味チェック。
以上、お洒落な雰囲気の中で、お洒落な料理をいただきました。
実に洗練されたプレーティング、プレゼンテーション、テイスト、なるほどミシュラン1つ星の域であると納得です。
一番のお気に入りは帆立のソテー、繊細で上品な仕上がり、キウイを使ったクリエイティブなソースはポイント高し。もう1皿、軽く食べられます。
ステキな雰囲気と美味しい料理に加えて、とってもフレンドリーなサーバーでしたので、大変心地良かったです。値段も1つ星にしては、大変リーズナブル。
日本でしたら、絶対女子&マダムご用達のレストランですが、サンフランシスコですから、ジェンダーフリー(性別関係ない)の店です。
NICO
710 Montgomery Street
San Francisco, CA 94111
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