ここ数年サンフランシスコベイエリアだけでなく米国内にどんどん登場している「おまかせ寿司」専門店です。
これまで、ハワイやポートランドを含めて10店ちょっと、このタイプの寿司店に行ってますが、個々に特徴がありました。
日本人シェフによる本格的な寿司から、アメリカ人シェフによる超斬新な寿司、まるで日本に居るような和の雰囲気の店から、和を全く感じないファンキーな店、丁寧なおもてなしサービスから、タトゥーいっぱいサーバーのカジュアルなサービスまで様々。
私個人としては、雰囲気、サービス、料理、全てにおいて、少しアメリカのアクセントが入った日本の伝統的なスタイルが好み。
オープンしたばかりのショータは既存の店と比較して、どこが違うのか気になりますので、早速チェックです。
場所はユニオンスクエアにも程近い一等地
歴史的な(平たく言うと古い)ビル内
一階角
こんな家賃高そうなロケーション、相当な$投資額$でしょうね、バブリーなシリコンバレーのテック関係者絡みかな、、、と余計な詮索。
店内はシンプル
カウンター越しに並んでいる土鍋が可愛いらしい。
カウンター背後には荷物やボトル置きベンチあり
テーブルセッティング
おまかせのメニュー $150
日本酒をオーダー
鳳陽 蔵の華 宮城 ボトル $80
米どころ宮城の滑らかな吟醸酒とお寿司のペアリングは最高
お箸の色を自分で選んで、料理スタート
和の小物がステキ
オープンすると、そこには高級食材のフォアグラとウニ
最中の皮に挟んで、一口いただきますと、、、わお!
絶品! が、実は私それ程フォアグラ好きではありません。フォアグラ・ラブの人はヘブンでしょう。
ずわい蟹の茶わん蒸し
和食の器は美しい。
わお!これは心底、絶品と言います。私、ずわい蟹ラブですから、、、
握り寿司の準備
なぜかお皿が2枚、おや、、、3枚目の小皿も登場
普通の生姜と新生姜、両方サービスで細かい配慮。
春子鯛
帆立
金目鯛
次は寒鰤のお刺身ですが、、、
ショータイム!!!
サーバーの女性が蓋をオープンして、手を振りながら、煙をなびかせる、、、
何事かと思いましたが、
ソースをかけて、美しい料理の完成
次は鮪の握り3種類
上から中とろ、赤身、大とろ
中とろ
ここまで透明の酢を使用したシャリでしたが、ここで赤酢に変更するので、両方の酢飯を見せてくれました。
赤身
大とろ
茸料理
ソース入り
鰆
海胆
穴子
おまかせ握りはここで終了ですが、追加可能
アラカルトメニュー
鯵 $8
ねぎとろ $12
巻物はアラカルトメニューには入っていませんが、無理やり作ってもらいました。
赤出汁
抹茶アイスクリーム
この箱の中はお土産ではなくて、お勘定
雰囲気は少々ファンキーでしたが、料理はいずれも本格的な逸品、ひとつひとつを丁寧に仕上げた感じが伝わってきて好印象、大変満足です。
但し、フォアグラと寒鰤のプレゼンテーションが印象的過ぎて、料理自体のインパクトが薄れてました。特に寒鰤、味を覚えてません。
シェフは2名で、コースは思ったよりもゆっくりと進むので、日本酒グイグイ進みそうになりました。飲み過ぎ注意!
おまかせ寿司店の一部ではYelp(アメリカ版食べログ)やインスタ、フードブログ等に写真や動画掲載されるのを嫌がるところもありますが、この店は違います。
ソーシャルメディアに掲載されることを念頭に置いてコース構成、ユニークなプレーティングやプレゼンテーションを折り込んでます。
私を含めて、数名の客が写真や動画を撮っていましたが、シェフやサーバーは実に協力的です。
ソーシャルメディアを毛嫌いするよりも、上手に利用(無料広告)した方が得、賢いということでしょう。
このご時世、しかもテック関係者が溢れるサンフランシスコですからね、当然です。
客層はサンフランシスコの高級寿司店らしく、ほぼアジア系(我が夫、いつものようにマイノリティ)。
30代~40代のアジア系ヤッピーが好きそうな店なので、夫と私は浮いてました。
シェフオーナーのショータさんは(私から見ると)お若い方でしたが、市内のスターレストランやナパバレーのモリモトでの経験もあるらしく、今後が楽しみです。
少々高いディナーですが、プレミアムローケーションでの高級寿司ですから、仕方ありません。ミシュランの星が付いたら、もっと高くなるでしょうから、今がチャンス。
それにしても、もうこれ以上サンフランシスコに高級おまかせ寿司店オープンしないで欲しいです。
お手頃ディナーではないとわかっているのに、ついつい行ってみたくなります。もう増やさないで💦
The Shota
115 Sansome St
San Francisco, CA 94104
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