6/09/2018

和風フランクステーキのペアリングはカベルネよりもジンファンデル

フード&ワイン アットホームです。

ちょっと珍しい牛部位のフランクステーキを使って、和風仕立てのステーキを作ってみました。

フランクステーキは日本語では「ともばら」「ソトバラのささみ」らしく、赤身がほとんどで脂肪が少ないヘルシーな部位です。


フィレミニョンやリブアイと比較しますと、値段が断然手頃なので、がっつりとステーキを食べたいという場合には重宝します。

以前、フランクに似ているスカートステーキをグリルで焼いたことありますが、とても美味しかったので、今度はフランクステーキを使ってみることにしました。

繊維質が多く歯ごたえのある部位なので、そのまま焼くよりはマリネしてから焼くのが一般的です。

和風味の材料は日本酒、醤油、みりん、レモンなど適当に混ぜ合わせ、半日マリネしました。


グリルで焼きます。


片面5分位の調理時間で簡単終了


カットしたら、うまいことミディアム


和風フランクステーキの出来上がりです。ビーフを休ませている間にグリーンオニオン(ねぎ)をグリルして添えてます。

ワインペアリングはせっかくのステーキですので、フルボディのカベルネ・ソーヴィニヨンを選びました。

ナパバレーDarioush Winery(ダリオッシュ ワイナリー)のカベルネ・ソーヴィニヨン2013


ダークフルーツフレーバーで上品なタンニン、結構奮発しましたので、ワイン単体としては味わい深く良かったのですが、フランクステーキとのペアリングはイマイチの印象。

このワインにはフランクよりもフィレミニョンやストリップステーキの方が合っているような感じで、ちょっと悔しいです。

翌日、余ったフランクステーキを再び温めて、今度は違うワインとペアリングしてみました。

ソノマバレーKunde Family Winery(クンデ ファミリー ワイナリー)のジンファンデル2013


ベリー風味でココアとバニラのアクセントあり、ジンファンデルの勝利!

脂肪分が多いビーフを和風味に仕立てたからでしょうね、ジンファンデルの方がぴったりと合ってました。

先のカベルネ・ソーヴィニヨンはこのジンファンデルの数倍の値段でしたので、もったいないことをしました。別の機会にオープンすべきでした。

値段を基本に判断したくはないですが、やっぱり高いビーフステーキと高いワイン、手頃なビーフステーキと手頃なワインのペアリング成功率は高いような気もします。

他の料理は違う見解になるかもしれませんけど。。。

フード&ワインペアリングは奥深いので、経験が必要です。


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