このレストランの大きな特徴は3コースのプリフィクスメニューのみ、アラカルトメニューはありません。
そして、その値段がなんと$35、恐ろしく不動産価格が高騰しているサンフランシスコの一等地で驚くべき値段!
これで商売成り立つの?という疑問もありますが、毎日変わるプリフィクスメニューで無駄をなくして上手く対処しているのでしょう。
場所はJackson StreetとColumbus Avenueが交差する角のジャクソンスクエア、チャイナタウンにも近い。
レンガ造りの建物が印象的
中はそれ程広いダイニングルームではありませんが、レンガの壁と中央に置かれたフラワーがモダンでお洒落って感じ。
テーブルセッティングは今どきのサンフランシスコ風でシンプル
プリフィクスメニュー
アペタイザー2種類、メイン2種類、デザート2種類の中から自分の好きなものを選びます。
パスタ2種類が追加として用意されていますが、この追加料金もたったの$10。
ドリンクはもちろん別、最近酒量を控えめにしていますので、ボトルではなく軽めの白ワインをグラスでお願いしました。
Sauvignon Blanc Navarro Vineyards Anderson Valley, CA 2016 $12
最初のアペタイザー
Black Mission Figs & Chèvre ブラック ミッション フィグ&シェーブル
チコリ―がたっぷり、甘い無花果とラズベリー、ピスタチオ、シェ―ブルチーズ(ゴートチーズ)が入ったオサレなサラダ、ドレッシングはバルサミコ酢。
カリフォルニアスタイルの軽いサラダでスタート、幸先良いです。
同行者(夫)が選んだアペタイザーはスープ
Tortilla Soup トルティーヤ スープ
なんとなく濃厚なスープを期待していたら、とんでもない。トマトベースの軽いタッチでメキシカン&カリフォルニアンが融合した絶妙な味のスープ。
サラダもスープも軽く合格点突破。
メインの前に1品パスタを追加しました。
Tomato Risotto トマト リゾット $10
これは注文して大正解!トマト風味のリゾットにカラマリ(イカ)がたっぷりと乗っています。
出汁が素晴らしく、シーズニングも丁度良く、ちょっぴりの辛さがアクセントの絶品リゾット。
次はメイン
Crispy Skin Mt Lassen Trout クリスピー スキン マウントラッセン トラウト
カリフォルニア北部のラッセン山辺りで獲れたトラウトですが、見た目も味もサーモンに近い。皮をカリカリ焼いてあるけれど、中身はしっとりと柔らかくて美味。
焼き加減やシーズニング、調理レベルはかなり高いです。
もうひとつのメイン
Roasted Pork Loin ローステッド ポーク ロイン
ともすれば硬くなりがちなポークロースが実に柔らかく食べやすく仕上がってました。
このようなものが来てしまうと、注文せざるを得ないのは、
Pinot Noir Averaen Willamette Valley, OR 2015 $14
オレゴン産ピノ・ノワールとの相性は抜群。
デザート
Pistachio Cake ピスタチオ ケーキ
フローズンヨーグルトが乗っていて、甘さ控えめのライトなデザート
Chocolate Pot de Creme チョコレート ポット デ クリーム
少々濃厚なチョコレートクリームですが、甘さはそれ程でもなく、良い締めくくり。
全ての料理はクリエイティブで美しいプレーティング、量も丁度良かった。雰囲気も良く、サービス担当者もフレンドリー且つプロフェショナルで大満足。
絶対リピートしたいレストランです。
それにしても、この高いレベルの料理が$35とは、これまでサンフランシスコのたくさんのレストランで払ってきた高い値段はなんだったんだろう。
「安かろう不味かろう」は全てのレストランに当てはまりません!
但し、日替わりプリフィクスの選択肢は限られているので、好き嫌いが多い人向けではないかも。比較的何でも食べられるという人には超おススメ。
レビュー評価はもちろん高く、人気店のため予約は必須です。
Trestle
531 Jackson Street
San Francisco, CA 94111
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