サンフランシスコ Hayes Valley(ヘイズバレー)地区にあるニューアメリカン(コンテンポラリー又はカリフォルニアンでもある)レストラン Rich Table(リッチ テーブル)でのディナーです。
レビュー評価が高く人気のレストランなので、早めに予約をしておきました。
お店はGough StreetとOak Streetの交差点角
中に入ると右手にバー、その奥がキッチン
左側はそれ程広くないダイニングルーム
木をふんだんに使っている暖かみのある店
テーブルセッティング
メニュー
まずはスパークリングワインではなく、スパークリングウオーター。
が、すぐにワイン。
Sauvignon Blanc Lioco 2015 'Lolonis Vineyard' Mendocino California $19
メンドシーノ産ソーヴィニヨン・ブランは柑橘系の爽やかテイストで、夏日の早めのディナーにぴったり。
プチ前菜(と私が勝手に呼んでいるだけで、メニューではBiteという言葉です)
Sardine Chip Horseradish Crème Fraîche $4($2x2)
鰯チップス ホースラディッシュ クリームフレーシュ
これは超美味、旨すぎ!
実にユニークなアイディアでポテトに鰯を挟んで揚げてあるのです。面白い型だけでなく、味もユニークで美味!
鰯の塩加減も絶妙なのですが、カラッと揚げてあってポテトとの組み合わせが最高。
しかもホースラディッシュが入ったクレームフレーシュとの相性も抜群。
こういうものをいただくと、ホント料理の世界は奥が深い、そして、果てしなく広がっていると実感。
美味しいものがどんどん生まれてくる食の世界、食べ歩き生活は止められませんね。
お店のサーバーによると、この鰯ポテトチップスともうひとつ人気のプチ前菜があり、そのふたつは日によって変わるメニューの中で毎日入っているらしいです。
そのもうひとつがこちら
Dried Porcini Donuts, Raclette $9
ドライドポルチーニドーナッツ ラクレット
これも絶品!外は軽めのサクサク、中はもっちりの絶妙な出来上がり、ソースもグッド。
ドーナッツと書かれていたので、ヘビーなのではないかと勘ぐってしまいましたが、そんなことはなく軽いタッチ、プチ前菜にふさわしい料理。
ここで、既にレストランの評価かなりアップ、気を良くして次に進みます。
Grilled CA Yellowtail, HMB Wasabi, Cucumber, Dulse $19
グリルドイエローテイル(魚)が美しい野菜やフラワーたちに囲まれてます。左横に見えるのは本物わさび。
海藻のダルスが使われているのですが、どこにあったのか気がつきませんでした。トホホ
見た目の美しさもさることながら、イエローテイルのレア焼き加減と全体のシーズニングが程良くて、超カリフォルニア料理。
Aged Beef Agnolotti, Summer Squash, Chimichurri, Gouda $19
熟成ビーフが入ったパスタ アグノロッティにサマースクワッシュ、チミチュリ、ゴーダチーズ
クリーム色でやさしい料理のイメージですが、パスタの中は熟成ビーフなので、しっかりと自己主張してました。
その対照的なところが面白い味に仕上がってます。スクワッシュの花が大好きなので、乗っているのを見るとテンション上がります。
この料理に合わせて、赤グラスワインを選びました。
Pinot Noir Delarche, 'Les Boutieres' Parnand-Vergelesses, Burgundy France $18
フランス バーガンディーのピノ・ノワールとペアリング
Beer Battered Petrale Sole, Squash Blossom Tartare Sauce $33
ペトレールソール(ペトラーレ・カレイ)のフライ、スクワッシュ ブラッサム タルタルソース
白身魚のペトレールソールが中で隠れています。魚はあっさりとしていますが、フライなのでそれなりにボリュームもあり、ソースも若干濃厚でした。
この料理のアイディアは面白いし味も良かったけど、全ての料理の流れとしては、魚よりも肉のメインを味わってみたかったです。ちょっと後悔。
デザートメニュー
Pistachio Coffee Cake、 Strawberries, Buttermilk Ice Cream $11
ピスタチオのコーヒーケーキ、苺とバターミルクアイスクリーム
ピスタチオのケーキが甘さ控えめになっていて、甘味をつけたストロベリーと一緒にいただくと丁度良いバランスでした。
レストランは素朴でカジュアルな雰囲気ですが、インテリアや調度品はさりげなくお洒落でセンスあるチョイス。
サービスはとても良かったです。終始、感じ良くポジティブでプロフェショナルな態度は好感がもてました。
料理は全て素晴らしい仕上がりで大満足。その中で甲乙をつけるのなら、最初の2品がベスト、その後は少しづつインパクトがダウンしている感じでしょうか。
いきなりベストに出会ったので、その後の期待値がアップしてしまったという結果かも。
いずれにせよ、より洗練された高いレベルのニューアメリカ料理であることは間違いありません。
雰囲気、サービス、料理、値段、全て大満足、ぜひともリピしたい気持ちでいっぱい。
日本からサンフランシスコに旅行でお越しの方、ぜひとも、このタイプのニューアメリカン、カリフォルニアンを味わってみてください。
カリフォルニア料理には日本の調理法や食材がかなり活躍しているので、日本よりもレベル低い(ちょっと失礼ですが)和食レストランよりも断然おススメ。
Rich Table
199 Gough Street
San Francisco, CA 94102
【サンフランシスコベイエリア グルメ】
サンフランシスコのレストラン・グルメ記事
ナパバレーのレストラン・グルメ記事
ソノマのレストラン・グルメ記事
ナパバレーのワイナリー記事
ソノマのワイナリー記事
【カリフォルニア グルメ】
カリフォルニアのレストラン・グルメ記事
【アメリカ グルメ】
アメリカのレストラン・グルメ記事
盛り付けも素敵だし、なんと言っても美味しそうですね。こういう創作料理は、カリフォルニアならではかな。昨日のワインバーもとても素敵ですね。今回、サンフランシスコに泊まりですか?
返信削除日本は、まだまだ暑いですが、そちらはどうですか? 変な話ですが、今朝方、亡くなった猫が私の夢に出て来ました。 何か言いたい事でもあったのかなぁ? うえぶりちゃんは、夢に出てきましたか?
カリフォルニア料理はユニークで斬新なアイディアがどんどん登場するので楽しいです。サンフランシスコに泊まってましたが、今はナパに戻ってます。
削除ナパは日中は暑いですが、朝と夜はそれ程でもないです。とにかく乾燥しているので、過ごしやすいです。
うえぶりは夢に出てきてくれません。夢でもいいから、会いたいです。。。