1979年プラガー夫妻によって設立された、ポートワイン専門のワイナリー。
正確には赤プティ・シラーの生産もしていますが、主にポート、Fortified Wine(フォーティファイド・ワイン )に特化しています。
ポートワインと言えば、ポルトガルのポルト産のワインなので、厳密にはポートワインではないですが、このワイナリーはポートという言葉を使用できるようです (by 2006 U.S./EC Wine Agreement)。
ハイウエイ29から少し入ったところにあるワイナリー外観
右手にはガーデン
入口
中に入って左手には、しっかりと表示されているPORT
そして右手の壁には
写真に加えて、$紙幣が山のように貼られてます。わお!
奥のテイスティングルームへ入ると、もっと紙幣が!
よく見ると、米ドルだけでなく世界の紙幣
なんとなく始まって、その後世界各国からの訪問者たちが次々と貼っていったらしい。
少々薄暗い部屋の窓は蜘蛛の巣で覆われてますが、
もちろん、これは掃除していないのではなくて、わざと。
テイスティング開始
5種類(ポート4種類とスイートワイン1種類)でフィーは$30、使用したグラスを持ち帰ることができます。
写真左からスタート
1番目
2012 Port Napa Valley (60% Petite Sirah, 37% Tinta Roriz, 3% Cabernet Sauvignon)
ラスベリーやフィグのアロマ、ブラックチェリー味、柔らかいタンニン
2番目
2013 Royal Escort Port Napa Valley (100% Petite Sirah)
ブラックチェリー、ブラックベリー、チョコレート風味、バランス良い甘さ
3番目
Noble Companion 10 Year Tawny Napa Valley (87% Touriga, 2% Tinta Roriz, 11% Cabernet Sauvignon from 3 Vintages)
3ヴィンテージがブレンドされ10年半熟成のタウニー、オレンジママレード、バニラ、キャラメルなどのフルーティなアロマ
4番目
2009 Blonde Tawny (Blend of Chardonnay and Verdelho)
ホワイトポート、7年半バレルで熟成タウニー、ゴールデンカラー、ハニーアロマ、バニラやバタースコッチ風味、滑らかで甘さ控えめ
5番目
2015 Sweet Claire Late Harvest Riesling (100% White Riesling)
アプリコットとアップルアロマ、シトラスやアップル風味、適度な酸味もあるデザートワイン
駐車場にあった木はびわ?
ナパバレーで見かけるゴージャスワイナリーとは一線を画す、こじんまりとしたファミリー経営の雰囲気ある個性的なワイナリーです。
少々古めかしい素朴なテイスティングルームは狭いので、基本要予約です。
スタンディングでのテイスティングでしたが、カウンター越しではないので、サービス担当者との親近感がありました。
たぶん、その方はオーナーのファミリーメンバーではないかと、、、とてもフレンドリー、懇切丁寧にポートワインについて教えてくれました。
ポートワインに詳しくはありませんが、思ったよりも本格的な印象を持ちました。
ポート2本とリースリング1本購入しましたが、一番お気に入りは3番目のNoble Companionです。
ポートワイン好きな方は必見!
他ワイナリーで普通ワインのテイスティング後、或は、ランチの後にデザート利用として立ち寄ることをおススメします。
Prager Winery & Port Works
1281 Lewelling Ln
St Helena, CA 94574
【サンフランシスコベイエリア グルメ】
サンフランシスコのレストラン・グルメ記事
ナパバレーのレストラン・グルメ記事
ソノマのレストラン・グルメ記事
ナパバレーのワイナリー記事
ソノマのワイナリー記事
【カリフォルニア グルメ】
カリフォルニアのレストラン・グルメ記事
【アメリカ グルメ】
アメリカのレストラン・グルメ記事
ナパにポートワインのテイスティングがあるのは少し驚きです。このワイナリーの古めかしい感じが素敵。ポートワインは、甘いというのが、私の先入観ですが、甘さが控えめなものもあるんですね。
返信削除キャラクターあるワイナリーで人気があります。デザートワインですから、もちろん甘さはありますが、その中でも控えめなものもあります。ポートも知ると奥が深いですね。
削除