レストラン名でもあるマイケル ミーナ氏はサンフランシスコではもちろん、全米でも人気のセレブリティシェフ。
料理は少々ジャパニーズも入ったコンテンポラリー、ニューアメリカンでミシュラン1つ星評価を得ています。
California Street沿いの重厚な建物の中に入ると、右手にはバーカウンターがあり、左手がダイニングルーム。
メニュー
プリフィクス或はシェフのテイスティングコースのいずれかを選びます。
マイケル ミーナ氏のレストランは初めてなので、彼のカリナリーアートを知るためにテイスティングコースを選びました。
そしてワインペアリングもお願いしました。
Schramsberg Blanc de Blancs, North Coast, CA 2013
Michael's Parfait Osetra Caviar, Potato, Smoked Salmon
Kusshi Oyster & Pear Granite
Clemens Busch Riesling "Farhlay' Grosses Gewachs, Mosel, Germany 2010
Spanish Bluefin Sashimi Wasabi Rhizome, Sudachi
Nantucket Bay Scallop & Leche de Tigre
F.X. Pichler Gruner Veltliner Smaragd "Urgestein Terrassen," Wachau, Austria 2013
Pacific Dungeness Crab Cauliflower, Grapefruit, Perilla
Bread
Quintodecimo Greco di Tufo 'Jaune D'Arles,' Campania, Italy 2015
Binchotan-Grilled Sanma Onigiri, Burdock, Scallion
Monterey Squid & Iberico
Brash Higgins Grenache Blend 'GR/M' McLaren Vale, Australia 2014
Wild Scottish Pheasant Bacon, Black Trumpet, Pineapple Quince
Les Cadrans Des Lassegue Merlot Blend, Saint-Emilion Grand Cru, Bordeaux, France 2012
28 Day Dry-Aged Côte de Bœuf Kabocha Squash, Kanzuri, Matsutake
White Alba Truffle Risotto
Disznoko Tokaji Aszu '5 Puttonyos,' Hungary 2007
Buttermilk Panna Cotta Butternut Squash, Fuyu Persimmon, Citrus Lace
Candies
レストランは昨今のサンフランシスコ・ミニマリストスタイルとは違い、全体的にクラシックそしてアップスケールな雰囲気。
高い天井、壁のミラー、フラワーアレンジメント、ホワイトテーブルクロス、サービススタッフの振る舞い等を含めて、ハイエンドのレストランです。
ところが残念なことに、この日のプライベートパーティ参加者が、既にダイニングルーム横のバーカウンター付近でおしゃべりしながら飲み始めていて、かなり騒々しくレストラン全体がバー化してしまいました。
サービススタッフは丁寧に謝罪してくれましたが、彼らが移動するまでの1時間は我慢。
場所柄、木曜日や金曜日の夕方頃は会社帰りの人がバーに立ち寄り、騒々しく飲む可能性があります。
サービスはかなり良かったです。サーバーの料理説明、ソムリエのワイン説明もわかりやすく、終始気の利いたサービスで全く問題ありませんでした。
料理はいずれも繊細で洗練された仕上がりでした。最初に登場したシェフのシグネチャーディッシュであるマイケルズ パフェは絶品。見た目も美しく、キャビア、サーモン、ポテトが絶妙なコンビネーションでした。
次のユニークな醤油とわさびが添えられた刺身ですが、和食の刺身とはまた違った味わいがありました。
ダンジネスクラブ(蟹)やサンマを使った料理もアーティスティックでクリエイティブ、プレーティングやプレゼンテーションもユニークで、前半のコースはかなり斬新的、印象に残るものでした。さんまの横にある🍙が可愛かったです。
後半は前半に比べるとややコンサバで落ち着いたプレゼンテーション。フェザントはあまり得意ではない食材のひとつなのですが、調理方法も良かったので問題はありませんでした。でも、どちらかと言うと無くてもいいです。
最後のビーフの量が思ったよりも多くて驚きました。しかも、トリュフリゾット付き。
このテイスティングコースは他レストランのテイスティングコースと比べて、かなり寛大な量。
ペアリングのワインはアメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアとバラエティに富んでいましたが、いずれも違和感はなく、料理との相性は良かったです。料理だけでなくワインの量も多かった。
デザートは甘過ぎず軽すぎず、デザートワインと合わせて、素晴らしいダイニングの締めくくりとなりました。
騒々しかったバーを覗いての雰囲気、サービス、料理、値段、大満足。
正直なところ、期待よりも断然高いパフォーマンス。特別な日にも利用できるサンフランシスコのお洒落レストラン。
コースは小食女性には多すぎる量なので、プリフィクスコースを選んだ方が無難かもしれませんが、テイスティングメニューの方が数倍インパクトある料理が楽しめます。
Michael Mina San Francisco
252 California Street
San Francisco, CA 94111
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