7/06/2019

ミシュラン2つ星フレンチ「ピエール・ガニェール」のエスキス ランチ

日本里帰りグルメです。

B級グルメを堪能する日々ですが、まれにA級グルメも堪能します。

ということで、出向きましたのは東京溜池山王、アークヒルズにあるANAインターコンチネンタルホテル東京。


ロビーでグルメ友人と待ち合わせ


行き先は36階のファインダイニング「ピエール・ガニェール」


ミシュランガイド東京2つ星、セレブリティシェフPierre Gagnaire氏のフレンチレストランです。

シンプルでエレガントなダイニングルームに案内され、


窓際のテーブル席に座ると


そこからは、素晴らしい東京シティビュー!

正面にはもうすぐオープンするホテルオークラ東京本館が見えます。

巷では、少子化人口減少や年金問題、将来がない日本など悲観的な見方もありますが、こうして上から目線(?)で見ると、東京は未だ時代の最先端を走るビッグシティです。


しかも最近はかなりコスモポリタン、外国からの観光客はもちろん、働いている人もたくさん見かけます。

そして、このようなフレンチ巨匠の店も存在して、世界トップレベルのグルメが味わえる、なんて幸せなことでしょう。


予約は数週間前に完了、ランチのEsquisse(エスキス)コースを注文しておりました。

因みにランチはEsquisse(11500円)に加えて、Petit Esquisse(7000円)とApinac(15000円)のコースがあります。

ドリンクはせっかくのチャンス、ワインペアリング(8500円)をお願いしました。


シャンパンからスタート

Champagne  Billecart-Salmon BRUT RÉSERVE



アミューズ



Albert Boxler Sylvaner 2014



Sybel Syrah 2016



パン



シェフのシグニチャーであるCocktail de Poche(カクテル ド ポッシュ)


5種類の前菜が一度にサービスされました。

左手前

鱸のカルパッチョとグレープフルーツのジュル 赤紫蘇の香る小メロン


右手前

パイナップル/パッションフルーツ/マンゴーのソルベヒューガーデンホワイトのジュレ


奥左

ミントの香るズッキーニのヴルーテ モッツアレラブッファラと共に


奥中央

エスプレット唐辛子を効かせたラタトゥイユタップナードとアンチョビのチュイルを添えて


奥右

リ・ド・ヴォ―のポワレ 赤ポルト酒の香るアサリと共に


Yamazaki Winery Pinot Noir 2016



黒鮑のディアブル風 海藻の香るジャガイモのピューレ チェリートマトとクレソン


(この料理はエスキスコースには含まれていませんので、特別サービス)


Chassagne-Montrachet La Maltroie Ier Cru 2016




Poisson

太刀魚のムニエル パンボール産白インゲン豆のピューレ 雲丹を添えて




ブイヤベースのクリーム・プリーズとカラマンシヴィネガーを効かせた才巻海老


Lassègue Saint Émilion Grand Cru 2008




Viande

イベリコ豚 "プルーマ"のグニエ ディアブル風 剣先イカ/チェリートマト/ちりめんキャベツ



ポンム・ダ・アムール


Domaine Capmartin 2014



デザート3種類





最後に


ミニャルディーズ



以上でコース終了

同席した友人がホテルレストラン関係者でしたので、通常のエスキスコース以上のサービスがされてます。


さすが2つ星、全てが丁寧で上品な仕上がり、洗練された料理の数々でした。

特に良かったのはシェフの看板料理であるカクテル ド ポッシュ、その後のアワビやポークも大変素晴らしい出来栄えです。😋

ワインと料理の相性はほぼ完璧で、ソムリエのレベルも高いと思われます。


ウィキペディアによると、エグゼクティブシェフのピエール・ガニェール氏は前衛的と評されるフランスのシェフで、分子ガストロノミーという科学の考え方を取り入れた新しい料理法に取り組んでいるということ。

私個人の印象としては、トラディショナルではありませんが、それ程前衛的とは思いませんでした。

たぶん、それは比較の対称がアメリカのスターレストランだから、、、例えば最近アメリカで行ったシカゴのミシュラン3つ星Alinea(アリニア)はかなり前衛的、サプライズの連続でした。

アリニアのシェフも分子ガストロノミーに取り組んでいて、その前衛的料理に比べたらガニェール氏の料理は控えめ。

もしかしたら、日本人客の好みに合わせて、前衛的な印象を抑えているのかもしれません、或は、ディナーでは違うのかも。


前衛の程度はさておいて、美味しい料理とワインのコースであることは間違いなく、雰囲気やサービスも含めて、大満足のダイニングでした。

日本のハイエンドレストランでのたまの贅沢、幸せ気分でホテルを後にしました。



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