レストランはサンフランシスコベイエリア、BerkeleyのGourmet Ghetto(グルメ ゲットー)に位置しています。
シェパニーズのエグゼクティブシェフ兼オーナー、そして、アメリカの食文化の功労者でもある彼女は、日本でも「アリスのおいしい改革」で有名なようで、ファンも多いようですね。
私も1度は行ってみたいレストランでしたので、今回かなり楽しみにしておりました。
予約を取るのはむずかしいですが、早めに予約すれば問題ありません。電話だけでなく、オンライン予約も可能。
予約よりも大変なのは駐車かもしれません。ヴァレーパーキングのサービスはなく、近くに駐車場もないので、ストリートパーキングになってしまいます。夕方は探すのが困難。
レストラン外観
一軒家の造りです。お年を召された方には、少々きつい階段を登ります。
ドアを開けますと、素敵なフラワーが迎えてくれます。
1階はテイスティングメニューのみのRestaurantで、2階はアラカルトメニューをサービスするCafeです。
1階のダイニングルーム
テーブルにはこの日のメニューが用意されていました。
ワインリスト
メニュー内容を確認してから、ワインを選びます。
料理とワインのペアリング、サービスの方が親切に教えてくれます。
グラスワインのリスト
ダイニング開始、まずはAn Aperitifから、
Amuse-Bouche
Baguette
Wild Mushroom Galette with Endive and Walnut Salad
Fiano di Avellino, Pietramara, I Favati, Italy 2013
Sea Scallop and Shrimp Ravioli in Dungeness Crab and Meyer Lemon Brodetto
BN Ranch Grass-Fed Beef Cooked Two Ways, with Black Truffle and Marrow Sauce, Roasted Vegetables, and Chino Ranch Tatsoi
Chateau Barde-Haut Saint Emilion Grand Cru 2012
ミントを使ったハーブティーのサービス
アフターディナードリンクのメニュー
Hazelnut, Stracciatella, and Cognac Ice Cream Bombe
Espresso
Cappuccino
Dried Fruit and Chocolate
食べきれなかったパンの持ち帰り
ダイニングルーム隣のキッチンは化粧室に行くときに、中の様子を見ることができます。
ダイニングルームからのキッチン
レストランは派手さはなくて落ち着いた雰囲気です。客層も年配の方が多いように感じました。
ダイニングルームに入った瞬間、心地良い香りが漂っていました。ローズマリーをお香のように焚いたらしいです。ゆったりとした心地良さの中で、ダイニングが楽しめました。
オーガニック食材を使った料理はすべて美味しいです。特に野菜はどれも野菜本来の味を楽しめます。
アメリカの標準よりはかなり薄い味付けですので、食材の良さが引き立ちます。
コースは私には少し多いくらいの量でしたが、飽きが来ない味付けなので全て食べることができました。
難点は料理温度が若干低く、特にラビオリはもう少し温かい方が良かったです。
でも、これは、もしかしたらシェフの考え方なのかも、食べやすい温度ということでしょうか。
料理のプレート(皿)とプレーティング(盛り付け)は意外とシンプルで、これも、おそらくシェパニーズのスタイルではないかと思われます。
昨今のハイエンドなレストランではプレート、プレーティング、プレゼンテーションと、かなり凝っていて、芸術的です。
シェパニーズのシェフレベルであれば、それに競争することも可能であると思われますが、きっと独自のスタイルを貫いているのでしょう。
サービスは終始素晴らしい。私たち客のニーズを理解して、満足させるサービス提供をしています。
特別形式ばらず、少しおしゃべりもしてくれるような、快適なレベルのサービスでした。
全てを考慮して値段も妥当であると思います。フード&ワイン大好き、フーディ(Foodie) の方は一度は行った方が良いと思います。
Alice Waters氏の料理哲学をあらかじめ学んでから行かれると、よりその実践を理解できるかもしれません。
単純に有名なレストラン、或は、予約が取りにくい人気レストランという理由だけで行きますと、満足度は下がります。
ベイエリアには他にも良いレストランが山のようにありますので、そちらへどうぞ。
Chez Panisse Restaurant
1517 Shattuck Avenue
Berkeley, CA 94709
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バークレー!懐かしいです。と、言っても住んでいたわけではなく(笑)
返信削除昔30代の頃は割と頻繁にカリフォルニアを訪れていました。
その頃ここChez PanisseやCafe Fannyが気になるお店でした。
確かChez Panisseは予約していなかったため入れなかった気が・・
今のようにネットが普及していなかった時代です。
あたりもあればはずれも多く。でもあれこれ苦労して探すのが楽しかった時代でもあります。
地図を見なくなった今、なかなか道を覚えなくなりました・・
満腹プリンセスさん、
削除こちらにもコメントありがとうございます。
バークレーって、ユニークですよね。アメリカの他の都市とは違う、、、
ネットのない時代は、今のように情報もなくて、よくわかります。
私も、アメリカに来た当時は、ネットなくて、情報収取大変でした。
でも、今、情報あふれていて、便利な世の中ですが、
どうなんでしょうね。。。