2/13/2019

シアトル グルメ:江戸前寿司コースとグイダック Sushi Kashiba(スシ カシバ)

シアトルと言えばシーフード、シーフードと言えば刺身&寿司、、、とこじつけてますが、とにかくシアトルに来たらお寿司を食べないといけません。

何と言っても、シアトルは新鮮な魚貝類が豊富!

焼いたり蒸したりのシーフード料理も美味しいですが、生のお魚は格別、日本酒と共に味わいたい。


ということで、行ってきましたのはシアトルのハイエンド寿司レストラン Sushi Kashiba(スシ カシバ)。

Pike Place Market(パイクプレイスマーケット)内にある店


店名はシェフ・オーナーである加柴司郎さんのラストネーム。


加柴氏は60年代シアトルで江戸前寿司を初めて紹介した方、「シアトルの寿司の先生」と呼ばれているらしく、全米でも有名な寿司シェフです。


ぜひとも、カウンターでお寿司を味わってみたかったのですが、カウンター席は予約を受け付けないので、ウエイティングを覚悟しないといけません。

他の観光スケジュールも不確かでウエイティングする余裕はなく、予約可能なテーブル席になりました。


6時の予約で、少し早めに到着したのですが、店内は既にほぼ満席。非常に人気の店なので、テーブル席を予約できただけでもラッキー。

メニュー


寿司のコースが2種類(Seattle$75、Peak$85)

ディナーコースが2種類(Alaska$75、Rainer$80)

おまかせコース(MP、時価)

アラカルトメニューもありますが、食事系よりも、おつまみ系のものがほとんど。


寿司コースのPeakを選んで、アラカルトメニューから気になるおつまみを1品注文しました。

まずは喉を潤すドリンク、ビールから

Asahi Super Dry $7


隣はRachel's Ginger Beerというノンアルコールドリンク$6で美味しいですが、ディナータイムはアルコールが望ましい。。。


コース開始

季節のサラダ


小ぶりで可愛いサラダ


久しぶりにいただく和風ドレッシングのサラダはやっぱりいいですね。

横の方にわずかに見えるのはレンコンチップス! やっぱり思った通り、サラダのトッピングに合うんですよ(こちら)


前菜 煮魚


味がしっかりとついていて美味しい、白ご飯が欲しくなっちゃいます。


握り パート1


右から順番で食べるようにアドバイスあり




テーブル上にはお醤油が置かれていて、必要でしたら使ってくださいと言うことでした。

握りには煮切り醤油がついていたので、基本必要ありませんでしたが、ちょっと使いたいなと思う時にはいいですね。

日本でもアメリカでも、醤油を一切出さない店ありますが、そこまで徹底していないフレキシブルな店の姿勢に好感持てます。


気分良く、日本酒を注文

水芭蕉 純米大吟醸 群馬 $18x2


思ったよりも甘口でしたので、もう少し辛口でも良かったかも。


握り パート2


手前の右から順番で食べるようにアドバイス





巻物とウニを除いて、握りは全て美味しかった。小ぶりのサイズ、フレッシュなネタ、酢飯も美味しい、、、幸せ気分。

巻物の味は良かったけど、見た目イマイチ、ウニもあまり美しくない(ごめん)。ウニはシアトルよりもサンディエゴですね。。。


ここでおつまみに注文したものが登場

何でしょうか?


Geoduck(グイダック、アメリカミルガイ)、アスパラガス、椎茸のソテー


グイダック貝はニューヨークの3つ星シーフードフレンチ、Le Bernardin(ル ベルナルダン)で食べた時、その美味しさに感動。

その後調べてみると、米北西部の特産ということで、シアトルで味わってみたいと思ってました。

期待通りグイダック貝自体は食感良くて美味しかったのですが、バター醤油風味が強いソテーは正直イマイチでした。

シンプルにお刺身の方が美味しいと思いますが、シーズンや鮮度とか関わっているのかもしれません。


お味噌汁


玉子焼


以上でコース終了


シンプルで清潔感溢れる店内、日本的な気が利くサービス(サービス料は一律チャージされますので、チップ不要)、美味しいお寿司と日本酒、大満足のディナーでした。

サンフランシスコのおまかせ寿司専門店と比較しますと、値段はかなりリーズナブル。

しかも、(話してないので断言できませんが)寿司を握っていたのはほとんど日本の方ではないかと思います。頑張れ、日本人シェフ!

シアトルに来た甲斐がありました、イエーイ!


Sushi Kashiba
86 Pine St #1
Seattle, WA 98101


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