1/31/2018

SFグルメ:お洒落なバスク料理 Piperade(ピぺラード)

サンフランシスコのノースビーチ地区にあるバスク料理レストランPiperade(ピペラード)でのランチです。

バスクとはフランスとスペインの国境の辺りで、海と山の幸に恵まれた美食の地。店名のピペラードはフランス語でバスク地方の伝統的な家庭料理のこと。

フランス料理とスペイン料理、どちらも大好きなので、バスク料理には以前から大変興味がありました。

しかも、ピペラードは2017年度のベイエリアトップ100レストランにも選ばれている店なので期待大。

料理は正確にはウエストコースト バスク キュージーヌということで、フレンチ、スパニッシュ、バスク、そして、カリフォルニアン。


場所はサンフランシスコ湾沿いのエンバーカデロやフィナンシャル地区からも徒歩圏内で、Battery Streetに面してます。


入口手前にはアウトドアのテーブル席もあり。

レセプションでチェックインしてから、左手のダイニングルームへ。


雰囲気あるバーカウンターの前にテーブルが並んでいます。

テーブルセッティング


メニュー


パン


Grenache Blanc, Clos Pissarra, Montsant, Spain 2014 $14


スペイン産グレナッシュ、ランチには丁度良い香りと味わい。


前菜

Butter Lettuce Salad, Tarragon, Cider Vinaigrette 

バターレタスサラダ $12


バターレタスとハーブのタラゴンが乗っただけの超シンプルサラダ。

フレッシュなレタスとサイダービネグレットのドレッシングが絶妙で、酢、塩、コショーの配合がパーフェクト。

美味しかったのですが、もっとバスクっぽい料理を注文すべきだったかな。


Seasonal Mushroom Tartlet, Thyme, Garlic, Crème Fraîche $15

シーズナル マッシュルーム タルトレット $15


わお!これは絶品。

季節の茸がふんだんに使われていて、タイム、ガーリック、クレームフレーシュの味のコンビが最高。高級キノコのシャンテレール茸が入っているのもポイント高し。


メイン

Basque Rice “Gaxuxa,” Chorizo, Squash, Spinach, Ossau-Iraty, Espelette

バスクライス ガシュシャ $20


チョリソーソーセージ、スクワッシュ、ほうれん草が入っていて、リゾットに近いライス。

オッソー・イラティというバスク地方の珍しいチーズとエスペレッテというペッパーが使われてます。

これも絶品。

見た目も味もあっさりとしていて、実に食べやすい。野菜がたっぷり入っているのでヘルシー感があります。


Chicken Sandwich “Mr. Williams,” Avocado, Manchego, Red Pepper

チキンサンドイッチ $16


チキン、アボカド、チーズ、レッドペッパーが入ったサンドイッチは上品で美味。

チキンのシーズニングとレッドペッパーがバスク風なのかな。

デザートメニュー


Orange Blossom Beignets

オレンジ ブラッサム ベニエ $9


ホントは5個入りなのですが、2名だったので6個におまけしてくれて2皿に分けてくれました。気が利きます!

見た目よりも断然軽くてふんわり、甘さも控えめの絶品ベニエ。


上品で洗練された雰囲気をもつお洒落レストラン。ランチでしたので、ビジネスランチ風のグループも見かけましたが、大方落ち着いた大人の客層でした。

サービスはランチピーク時間なのに人員不足なのか、全般的にスロー。ちょっと残念。

担当サーバーは数テーブルを担当していて前半は余裕ない感じでしたが、後半は落ち着いて接客していました。

ベニエのおまけをしてくれたので良しとします。

料理は前菜からデザートまで全て良かったです。特に良かったのはマッシュルームとバスクライス。バスク料理について、もっと知りたくなりました。

雰囲気、サービス、料理、値段も妥当なので大満足、ぜひリピートしたいレストラン。

今回ランチ利用でしたので、次回はディナーでバスクっぽい料理を存分味わってみたいです。

Piperade
1015 Battery Street
San Francisco, CA 94111


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1/29/2018

SFグルメ:本格的おまかせ寿司 Ijji Sushi(イッジ スシ)

サンフランシスコ Lower Haight(ローワー ヘイト)地区にある寿司レストラン Ijji Sushi(イッジ スシ、イジ スシ)でのディナーです。

和食の店ですが、店名が漢字表記になるのかはどうかわかりません。少々呼びにくい名前ですが、只今サンフランシスコでホットなおまかせ寿司専門店。

ここ数年次々とオープンしているおまかせ寿司店ですが、各店の雰囲気や値段は違っているので、探訪するのは実に楽しいです。

Divisadero Streetに面した外観


この暖簾と雰囲気を見ただけでテンションアップ、期待が高まります。

中に入りますと、正面はカウンター5席だったかな、手前にはテーブル席もあります。


可愛い和ものが並んでいます、私も似たもの持ってます。


カウンターに座ると、


すぐにおしぼりが用意されました。


本日のおまかせコース($145)とドリンクメニューを確認


まずはビール

サントリー生 $10


生ビールはこのブランドしかなかったので注文しましたが、このブランドのビールは好きくないです、ごめんなさい。

でも、泡立ち具合が良く美しいビールなので、まあいいです。


おまかせ料理と寿司が次々と登場します。

白子


地金目鯛


鯛 吸い物


お椀の蓋が美しい。


いいだこ


酒の肴として最高、日本酒がないと。。。

もずく


握りの準備


目鯛


帆立


漬け赤身


日本酒注文

大吟醸 坤滴(こんてき)京都 $80


ワイングラスでサービスされると、飲み過ぎてしまいそう、


と思いましたが、全部飲み切れずに持ち帰りました。きちんと自制。

とろ


鮭南蛮漬け


しまあじ


つりあじ


剣先いか


まさば


うに豆腐


ねぎとろ


バーナーを使って、


穴子


追加注文メニュー


追加 小肌 $9


追加 ずわい蟹 $9


玉子厚焼き


なめこ赤だし


なめこが見えないけど入ってます。


デザート 抹茶アイスクリーム


お持ち帰り用のメニュー



こじんまりとした店内は清潔感があり、シンプルで上品な雰囲気。

最後に化粧室に立ち寄りましたが、禅のイメージで印象良かったです。トイレって重要です。

フロアを担当している男性、寿司シェフ(3名いらっしゃいました)とも非常にフレンドリーで終始おもてなしのサービスに徹していました。

担当シェフは日本人でもアジア系でもありませんでしたが、お隣にいらっしゃたリーダーの指示に従いながら、丁寧に仕事をこなしている感じでとっても好感が持てました。

アメリカ社会でしっかりと浸透している寿司、もはやシェフは日本人でもアジア系でなくても全く問題ありません。

料理はわお!わお!です。

メニューには魚の出身地が書かれていますが、鮭南蛮以外は全て日本。日本のお魚ちゃんたち、海を越えて活躍しています。

ポン酢や生姜はもちろん自家製、ポン酢の酢量が絶妙で購入したいくらい。

全て繊細で洗練された美しい仕上がりでしたが、特に気に入った前菜は上品な出汁を使った鯛の吸い物、そして、柔らかくて絶妙な味付けのいいだこ。

お寿司の途中で出てきた鮭の南蛮漬けとうに豆腐も絶品。

お寿司の方は全部良かったけど、つりあじ、剣先いか、穴子、小肌、ずわい蟹が特に良かった。

なんとも幸せを感じる料理の数々で、アメリカでこんなに美味しい和食が食べられるなんて、ホント贅沢な時代になったものです。

雰囲気、サービス、料理、コスパ、全て大満足。

これまでベイエリアのミシュラン1つ星寿司店(はしり)(オマカセ)(ジュウニ)ケンゾー)(和香)(くさかべ)で食事しましたが、この店はそれらに匹敵します。

素晴らしいダイニングでしたが、ひとつだけ気になったのはドリンクセレクション。できれば私の好みのビールと日本酒があると嬉しいです。自己中?

でも、コルケージフィーの設定があるので、お気に入り日本酒の持ち込みも可能。

シェフの話によると、2度目の来店の際は最初のメニュー品目とは変えてくれるらしいです、素晴らしいサービス精神。

そう聞くと、是非ともリピートするであろう寿司店です。

Ijji Sushi
252 Divisadero Street
San Francisco, CA 94117


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1/28/2018

SFグルメ:モンキーブレッドが超美味しい Corridor(コリドー)

サンフランシスコ シビックセンター地区にあるニューアメリカ料理レストラン&カフェ Corridor(コリドー)でのランチです。

2017年度ベイエリアのトップ100レストランに選ばれている店。

Van Ness Avenueに面しているガラス張りのレストラン外観


外から中がしっかり見えます。


入るとフロアに描かれた足跡が目につきます、この順番で進むと


1階のCorridor Cafe(コリドー カフェ)の注文カウンターへ、


Corridor Restaurant(コリドー レストラン)の予約がある旨を告げると、2階へ行くように案内されました。


1階は広々としたダイニングルームでカウンター席とテーブル席があり、2階は1階よりも狭くテーブル席のみ。


メニュー


Sauvignon Blanc Mohua Marlborough, New Zealand 2016 $10

Top Hat -  Ginger Beer, Lime, Mint, Cucumber $4.50


ニュージーランド産のソーヴィニヨン・ブランは爽やかなシトラスフレーバーが印象に残りました。

ミックスドリンクの方もライム、ミント、きゅうりという爽やか系の組み合わせ。


ランチ料理

Monkey Bread モンキーブレッド $7


わお!これは絶品。

モンキーブレッドとはパズルのように小さい部分が繋がっていて、ちぎって食べるパン。

バターたっぷりで、ブリオッシュのようにふわふわ、(たぶん)アイオリソースをつけてもつけなくても超美味。


スープとサラダのコンボセット $15

French Onion Soup フレンチ オニオン スープ


中はオニオンだけでなくビーフショートリブも入っている珍しいフレンチオニオン。

グリュイエールチーズがたっぷり乗っていて、ボリューム満点のスープ。


Chicken Avocado Cobb チキン アボカド コブサラダ 


チキンとアボカドに加えて、ベーコン、ブルーチーズ、ゆで卵、オニオンのピクルス、フォカチヤのクルトンが入っています。レタスとクレソンの野菜は少な目。

このボリューム満点のスープとサラダのコンボで$15とは、びっくりです。わお!

採算が合うのかな、、、でも、客としては嬉しい限り。


Maine-Style Shrimp Roll メインスタイル シュリンプ ロール $16


ブリオッシュに海老とアボカドが入ったサンドイッチで、上に乗っているのはセロリとチャイブ。

海老とアボカドをマヨネーズに絡めていますが、海老の量は少なくてアボカドの方が多く、思ったよりも酸っぱい。アメリカンはメリハリのある味が好みなので仕方ないです。

サンドイッチとしては高レベルで、オサレなニューアメリカンフード。


1階の明るい雰囲気のカフェはおひとりさまランチ、友人や同僚とのランチや飲み会に向いています。

2階のレストランは1階よりも静かなので、ビジネスランチやカップルや家族でのディナーなどに向いています。

サーバーの女性は上品な感じで、カジュアル系よりも高級系レストランの方が合いそうな感じでした。全般的にサービスはとても良かったです。

料理はモンキーブレッドは絶品、スープ&サラダはグレイトバリュー、シュリンプロールも良かった。

雰囲気、サービス、料理、コスパ高で大満足。

ぜひともリピートしたいと思いますが、このタイプのニューアメリカンレストランがサンフランシスコには多いので、もう少しキャラクターが欲しいな。

Corridor Restaurant & Cafe
100 Van Ness Avenue
San Francisco, CA 94102


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