和食の店ですが、店名が漢字表記になるのかはどうかわかりません。少々呼びにくい名前ですが、只今サンフランシスコでホットなおまかせ寿司専門店。
ここ数年次々とオープンしているおまかせ寿司店ですが、各店の雰囲気や値段は違っているので、探訪するのは実に楽しいです。
Divisadero Streetに面した外観
この暖簾と雰囲気を見ただけでテンションアップ、期待が高まります。
中に入りますと、正面はカウンター5席だったかな、手前にはテーブル席もあります。
可愛い和ものが並んでいます、私も似たもの持ってます。
カウンターに座ると、
すぐにおしぼりが用意されました。
本日のおまかせコース($145)とドリンクメニューを確認
まずはビール
サントリー生 $10
生ビールはこのブランドしかなかったので注文しましたが、このブランドのビールは好きくないです、ごめんなさい。
でも、泡立ち具合が良く美しいビールなので、まあいいです。
おまかせ料理と寿司が次々と登場します。
白子
地金目鯛
鯛 吸い物
お椀の蓋が美しい。
いいだこ
酒の肴として最高、日本酒がないと。。。
もずく
握りの準備
目鯛
帆立
漬け赤身
日本酒注文
大吟醸 坤滴(こんてき)京都 $80
ワイングラスでサービスされると、飲み過ぎてしまいそう、
と思いましたが、全部飲み切れずに持ち帰りました。きちんと自制。
とろ
鮭南蛮漬け
しまあじ
つりあじ
剣先いか
まさば
うに豆腐
ねぎとろ
バーナーを使って、
穴子
追加注文メニュー
追加 小肌 $9
追加 ずわい蟹 $9
玉子厚焼き
なめこ赤だし
なめこが見えないけど入ってます。
デザート 抹茶アイスクリーム
お持ち帰り用のメニュー
こじんまりとした店内は清潔感があり、シンプルで上品な雰囲気。
最後に化粧室に立ち寄りましたが、禅のイメージで印象良かったです。トイレって重要です。
フロアを担当している男性、寿司シェフ(3名いらっしゃいました)とも非常にフレンドリーで終始おもてなしのサービスに徹していました。
担当シェフは日本人でもアジア系でもありませんでしたが、お隣にいらっしゃたリーダーの指示に従いながら、丁寧に仕事をこなしている感じでとっても好感が持てました。
アメリカ社会でしっかりと浸透している寿司、もはやシェフは日本人でもアジア系でなくても全く問題ありません。
料理はわお!わお!です。
メニューには魚の出身地が書かれていますが、鮭南蛮以外は全て日本。日本のお魚ちゃんたち、海を越えて活躍しています。
ポン酢や生姜はもちろん自家製、ポン酢の酢量が絶妙で購入したいくらい。
全て繊細で洗練された美しい仕上がりでしたが、特に気に入った前菜は上品な出汁を使った鯛の吸い物、そして、柔らかくて絶妙な味付けのいいだこ。
お寿司の途中で出てきた鮭の南蛮漬けとうに豆腐も絶品。
お寿司の方は全部良かったけど、つりあじ、剣先いか、穴子、小肌、ずわい蟹が特に良かった。
なんとも幸せを感じる料理の数々で、アメリカでこんなに美味しい和食が食べられるなんて、ホント贅沢な時代になったものです。
雰囲気、サービス、料理、コスパ、全て大満足。
これまでベイエリアのミシュラン1つ星寿司店(はしり)(オマカセ)(ジュウニ)(ケンゾー)(和香)(くさかべ)で食事しましたが、この店はそれらに匹敵します。
素晴らしいダイニングでしたが、ひとつだけ気になったのはドリンクセレクション。できれば私の好みのビールと日本酒があると嬉しいです。自己中?
でも、コルケージフィーの設定があるので、お気に入り日本酒の持ち込みも可能。
シェフの話によると、2度目の来店の際は最初のメニュー品目とは変えてくれるらしいです、素晴らしいサービス精神。
そう聞くと、是非ともリピートするであろう寿司店です。
Ijji Sushi
252 Divisadero Street
San Francisco, CA 94117
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