2/16/2019

シアトル グルメ:極上の夜景を眺めながらファインダイニング Canlis(キャンリス)

旅行を計画する際、まず最初に考えるのは食事です(私の場合)。

その土地の名物料理を味わうのは旅の醍醐味、美味しいものに出会えた時の喜びは何物にも代えがたい。

毎回、様々な情報ソースを利用して、どのレストランに行こうかと模索してますが、その中で必ず1か所入れたいのがファインダイニング、いわゆる高級レストランでの食事。

毎食高級な料理では身体にもお財布にも良くない上、そのファインダイニングのありがたみを感じられなくなります。

高級レストランはたまに行くからこそ気分が盛り上がり、お姫さま(お殿さま?)気分になれるというものです。

そして、その逆もありで、高級レストランの後にB級カジュアルレストランへ行くと、そのコスパの高さに感動します。美味しくない場合でも、お手頃だから許せます。

そんな訳で、B級カジュアルフード(ジャンクもあり)からハイエンドなレストランまでカバーしているマイグルメライフ。


前置きはさておいて、

今回選んだファインダイニングはシアトルのランドマークレストランと言われているCanlis(キャンリス)。

1950年オープンのパシフィックノースウエスト(太平洋北西部)料理の名店で、Canlisという店名はオーナーのファミリーネーム。

ここは絶対行きたいと思っていたレストランなので、早めに予約完了しました。

場所はダウンタウンから車で北15分位、Queen Anne(クイーン アン)という地区。

6時の予約で到着すると、外は既に真っ暗で外観写真はありませんが、店のウエブサイト(Canlis)で、そのゴージャスなロケーションと建物を確認できます。


テーブル席に案内され、窓越しの夜景にしばし感動


美しい街 シアトル


Sleepless in Seattle(めぐり逢えたら)、、、


早い時間の到着でしたので、空席が目立ちますが、この後次々と埋まっていき、帰る頃(9時頃)はほぼ満席。

客層は家族っぽいグループもいましたが、ほぼカップル。ドレスコードありで、男性はスーツ又はスポーツコート着用。

ロマンチックな夜景、洗練されたダイニングルーム雰囲気、フォーマルなサービス、ピアノライブ演奏等々、、、

たぶん、このレストランの一番忙しい日は😍Valentine's Day(バレンタインデー)😍ですね、バースデーやアニバーサリー利用も多いと思われます。


ディナーはプリフィクス(4コース、$135)メニューのみ、アラカルトはなし




キャンドル、そして水さえも映えるバックグランド夜景


アミューズ1



最初のドリンクはカクテル

High Tide ハイタイド $18


柚子とパッションフルーツ風味のキャンリスオリジナルカクテル


美しいカクテルは気分を盛り上げます!

こちらは同行した夫が注文したジントニック(ワンパターンで面白くない)


アミューズ2


パンとバター



料理コーススタート(店内暗いので、写真はイマイチ🙇)

プリフィクスのメニューから、夫と違うものを頼んでシェアしたので、各コース2種類の料理が登場してます。


コース1

LIGHTLY POACHED OYSTERS ポーチド牡蠣

Leeks and roasted chicken sabayon


左下に隠れている絶品牡蠣、実にクリエイティブな料理



AMBERJACK TATAKI アンバージャックのタタキ

Shiso, oca, and citrus broth


さっぱり風味で日本的


コース2のペアリングワイン

Cristom Pinot Noir Mt Jefferson Cuvée Willamette Valley OR 2016 $20


大好きなオレゴン州ウィラメットヴァレー産ピノ・ノワールとラビット料理のペアリング



コース2

FRIED RABBIT ウサギのフライ(ソテー)

Yoshoku potatoes, shio buttermilk, and herbs


その昔、コネチカット州の家の芝生で死んだふりしたラビットに遭遇して以来、ラビットは食べてません。

しかしながら、これは和食材を使った新メニューで、サーバーに勧められたので注文してみました。

おススメ通りで超美味、しかも美しいプレゼンテーション。


うさちゃん、ご馳走になってくれてありがとう。


ここで、ワシントン州コロンビアヴァレーはシラーが得意と聞いたので注文

Kerloo Syrah Columbia Valley WA 2016 $22


北部のワシントン州でフルボディ赤はどうなんだろうと思いましたが、なかなか良い味でちょっと驚き。ヴァレーの気候や土壌が合っているのですね。



HAIGA RICE 胚芽ライス

Dungeness crab, preserved strawberries, and hazelnuts


再び、和の風味でいい感じ。



コース3

SEA BREAM シーブリーム(真鯛)

King trumpet mushrooms, apple, and kohlrabi


魚の身と付け合わせは絶品なのですが、、、

鱗をカラッとフライしていて、もちろん食べられるのですが、少々気になりました。やっぱ鱗は要らないな。。。



ここで、次のリブアイビーフのペアリング

Andrew Will Esploso Cabernet Sauvignon Columbia Valley WA 2013 $18


ワシントン州コロンビアヴァレー産カベルネ・ソーヴィニョン

美味しいけど、やっぱナパヴァレーには負けるね。


RIBEYE リブアイ

Radicchio, rutabaga, and fermented garlic


ミディアムレアの仕上がりでビューティフル、味も最高!


サイドは別途注文

Twice Baked Potato 2度焼きベイクドポテト $10


わお、絶品!これは美味しすぎる、、、、ベイクドポテト。

Forest Mushrooms 茸 $10


これは普通のサイドでした。


コース4

MANCHEGO CURADO マンチェゴ クラド

Raw's sheep's milk cheese with a pear mostarda galette, chestnut, and arugula


上品な仕上がり


SOUFFLÈ スフレ

Orange Curaçao, crème anglaise, and warm madeleines


クリームアングレーズが入ったスフレ


マカロン




以上でコース終了


とにかく雰囲気最高のレストラン! サービスも素晴らしい!

絶品料理はコース1のオイスター、コース2のラビット、コース3のリブアイ&ポテト、このパターンがベスト。

大変満足のファインダイニング、シアトル旅行の良き想い出となりました。

Canlis
2576 Aurora Ave N
Seattle, WA 98109


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2 件のコメント:

  1. ご無沙汰しております。 最近バタバタしてまして、コメントが遅れてしまいました。 シアトルには
    行った事がありませんが、こちらの写真からすると、少し、サンフランシスコに似ているのかな? シアトルのイメージとしては、寒くて暗い、そして、やはり、家の値段が高いという事です。 しかし、こちらのレストランのお料理は、素敵ですね。 牡蠣の横に添えてあるのは、パンですか? なんか気になります。 他の記事も全て読みました。 その中でも、生牡蠣とお寿司が美味しそうだったです。 

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    1. お忙しい中のコメントありがとうございます。
      そうですね、シアトルとサンフランシスコは少し似てますよね。雨が多いので、欝になるという話もあります。家の値段はかなり高くなっているようです。
      このレストランは地元では有名です、全国的にも知る人ぞ知るではないでしょうか。
      牡蠣の横はサバイヨンというソースですが、すごい美味しかったです。
      お寿司はサンフランシスコやラスベガスでも同レベルのものが食べられますが、牡蠣の種類の多さはシアトルならではです。昔、バンクーバーに行った時も生牡蠣最高と思いましたので、この界隈は生牡蠣好きにはたまらないところです。

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