只今アメリカ飲食業界で一番ホットな話題と言えば代替肉!
植物だけで作った肉なので、植物肉、人工肉、フェイクミートとか呼ばれています。
今年5月、その分野のパイオニアであるBeyond Meat(ビヨンド ミート)が新規株式公開(IPO)して、株価がいきなり上昇しました。
それ以降、大手のレストランチェーンが代替肉を使った商品を競って販売し始めてます。大手の食品メーカーも参入予定で、スゴイ勢いです。
代替肉に関しては、ベジタリアンやビーガン、動物愛護や環境問題に関心高い人達の間では数年前から浸透していて、小さなブームにはなっていました。
そんな中、ビヨンド・ミートの上場により、このブームが全国規模で広がった感じです。
たぶん、日本の食品業界でも既に話題になっているのではないかと思われます。ネット社会、情報は瞬時に伝わりますからね。
この代替肉ブームは一時の流行だけで終わるのか、或は、一般に浸透していくのかわかりませんが、流行フードは皆一度は食べてみたいですよね。
なので、私も既に3回(こちら)(こちら)(こちら)も食べました。
一度でもう食べたくないと思わなかったので、わりとイケてるということでしょう。
でも、私が食したのはビヨンド・ミートではなく、そのライバルであるImpossible Foods(インポッシブル フーズ)社のインポッシブル・ミートでした。
インポッシブルフーズ社はサンフランシスコベイエリアの会社なので、ベイエリア界隈ではビヨンド・ミートよりもインポッシブル・ミートの方が浸透しているような気がします。
大手2社の代替肉、その大きな違いはインポッシブル・ミートは大豆ベース、ビヨンド・ミートはピー(エンドウ豆、グリーンピース)ベースということ。
すごく気になり、味の違いを確認したいと思っていたところ、ビヨンド・ミート商品をスーパーで見かけたので、買ってみました。
ビヨンド・ミートのフローズンパック
283グラム入りで、値段は$5.99
バーガーパティ(写真左)やソーセージ(右)も販売していました。
初めてなので、王道のバーガーパティと思ったのですが、この日どうしてもメキシカンが食べたかった(ホントはどうしてもマルガリータが飲みたかった)ので、タコス用のミートを選びました。
因みに、ビヨンド・ミートはレストランに加えて、スーパーでも数種類の商品を販売していますが、インポッシブル・ミートはスーパーでは販売されてませんので、レストランで食べるのみです(もうすぐ販売されるという情報あり)。
袋をオープン、挽肉よりも大きめのフェイクビーフが入ってます。
調理は簡単
ノンスティックのフライパンで3分炒めるだけ
メキシカンには必須のワカモレとトマトサルサ(ピコデガヨ)を用意
どちらもハウスメイド
ソフトのトルティーヤに乗っているのは、レタス、ビヨンド・ミート、チーズ、ワカモレ、トマトサルサ。
初めて食べるビヨンド・ミートの味はどうだったでしょうか?
夫と私、二人とも同時に、、、
Not Bad(悪くはないよ)!
確かにビーフっぽい食感、少々硬くてコシがあり、グリーンピースの味はしっかりと感じました。クミン風味が強く、豆を使った中東料理ファラフェルっぽい。
食感も味も悪くはないのですが、ビーフでないのは明らかで、本物ビーフの方がやっぱり美味しいという感想。
状況が違うので簡単に比較はできませんが、レストランで食べたインポッシブル・ミートの方が美味しかったです。レストランではシェフが上手に仕上げているのでしょう。
味を確認するという目的は達成されましたが、ビヨンド・ミートを次回購入するかと問われたら、たぶん買わない、でもレストランでは食べてみたい。→ 後日食べた時の記事
植物(野菜)のみを使っているので、ヘルシーという印象がありますが、加工食品でカロリーはそれ程低くないようです。
現時点で、アメリカでの値段は普通のビーフよりも若干高いので、肉好きアメリカンは普通のビーフを選ぶでしょう。
今後、日本のスーパーで販売されるのか、又は、レストランのメニューアイテムになるのかわかりませんが、、、
正直、霜降り和牛に慣れた日本の美食家たちを喜ばせるのは難しいでしょう。でも、動物愛護や環境保護の観点から、それなりの需要はあるのではないかと思われます。
代替肉にはネガティブな見方もありますが、実は私、このようなフードが登場することは賛成なので、ビヨンド・ミート株を少額ですが購入しました。
在米の方、ぜひお試しください。
最後にビヨンド・ミート メキシカンタコスのペアリングカクテル🍸マルガリータ🍸
暑い夏にはこれが一番!
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