サンフランシスコのHayes Valley(ヘイズバレー)地区にあるフレンチレストラン Jardinière(ジャルディニエール)でのディナーです。
正確には、トラディショナルなフレンチというよりも、カリフォルニアンが入ったモダンフレンチ。
場所はヘイズバレーですが、シビックセンターにも程近く、オペラハウスやシンフォニー劇場のすぐ側なので、プリシアター(観劇、鑑賞前)ディナーが人気の名店。
レンガの建物外観
入店して、中央には2階吹き抜けの円形バーカウンター
カッコいい造りで、面白いフロアプラン
テーブルセッティング
ホワイトクロスにプチキャンドル
フードメニュー
ドリンクメニュー
ワイン
Pinot Bianco, st michael eppan, alto adige 2016 $15
Acme Bread
絶妙な歯ごたえとふわふわ中身の温かいパンはリクエストベースでサービスされます。
Oysters on the Half Shell
生牡蠣 クマモト、ミヤギ $16
よく注文している生オイスターですが、レストランによってソース風味やホースラディッシュのプレゼンテーションが違うので、何度でも注文します。
この店のミニョネットソースには砕いたブラックペッパーが入っていて、パンチが効いているのがキーポイント。
Kanpachi Crudo
カンパチクルード $21
こちらも同様に、頻繁にオーダーするクルードですが、レストランによって風味やプレゼンテーションが違うので、その違いを見るのが実に面白い。シェフのアイディアやスタイルが伝わってきます。
この店のクルードは溜まり醤油とアボカドソースがポイント。ナッツやナスタチウムのかわいい葉っぱが乗っていると嬉しくなっちゃいます。
Impossible Kofta
インポッシブル コフタ $10
ここ数年サンフランシスコで話題になっているImpossible(インポッシブル)ミートを使ったコフタ(インドや中東のミートボールのこと)。
インポッシブルミートとは動物肉を一切使用せずに作りあげた植物肉のこと、人工肉とかフェイクミートとか言われてます。
私自身は肉食なので、これまで大きく興味ありませんでしたが、この店のインポッシブルバーガーは有名です。
インポッシブルバーガーは夜7時以降にバーカウンターでのみ注文可能なので、ダイニングルームで注文することはできません。
でも、ディナーの前菜メニューにインポッシブルのミートボールが含まれてますので、注文してみました。
実食の感想
わお!ビックリ、これは絶品!
植物だけで作ったミートボールとは思えません、お肉を食べているような食感で感動。
もちろんビーフやラムを使ったミートボールとは違うことはわかりますが、全く問題なく、追加注文したいくらい美味。
イタリアンなバジルやトマトソースを使ったミートボールの日もあるようですが、この日はコフタでしたので、ソースはライタ(ヨーグルトソース)、このコンビも良し。
なんだかベジタリアンになれそうな気がしました。と言っても、お魚を諦めることはできませんので、せいぜいペスカトリアン(シーフードはオッケー)。
話題のインポッシブルバーガーは日本に上陸しているのかどうかわかりませんが、ビーガンやベジタリアンを中心に一部で流行りそうな気がします。
Sangiovese, volpaia, chianti classico, tuscany 2016 $14
次のパスタに合わせてサンジョベーゼ、少々若い風味のキャンティを注文。
Tagliatelle
タリアテッレ パスタ $25
ボロネーゼソース、ケール、アップル、ワゴンホイールが入ったもの。
ここでボロネーゼソースを味わうと、やっぱり本物動物肉の方が美味しいかも、、、と思ってしまいました。
やっぱりベジタリアンは無理、、、これまで長く食べてきた慣れもあるのでしょう。
Fort Bragg Black Cod
フォートブラッグ産 ブラックコッド $36
ふんわり柔らかく仕上がった黒タラ、ナスとバター豆が良い脇役、ブラックガーリックのフュメ(ソース)味が素晴らしい。
上に乗っているのは生の春菊で、さり気なく日本を想い出し、ひとり喜ぶ瞬間。
デザートメニュー
デザートスキップしましたが、キャンディサービスあり
都会的でお洒落な雰囲気のレストラン。行った日は2階部分はオープンしていませんでしたが、2階の雰囲気も良さそう。
シェフオーナーのTraci Des Jardins氏はサンフランシスコで活躍する女性シェフ、女性ならではの感性も所々に感じられます。
担当サーバーはとても感じ良くサービスのプロ、細かい配慮や機転が利くサービスで終始心地良い食事。
料理は全て高得点、一番のお気に入りは何と言ってもインポッシブルコフタ、クルードやコッドも超美味。
フレッシュなローカル野菜などの食材を用いて、フレンチとカリフォルニアンを巧みに融合させた料理の数々はとても印象的。
ずっと気になっていた店だったので、もう少し早くに来れば良かったと思いました。
雰囲気、サービス、料理、値段も思ったよりも控えめで、全て大満足。
ぜひともリピしたいレストラン、次回はバーでインポッシブルバーガー味わってみよう!
Jardinière
300 Grove Street
San Francisco, CA 94102
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インポッシブルミートってそういう意味だったんですね!この系統で美味しかった記憶がないので興味あります。あと、生牡蠣。クマモトのみならず、ミヤギなんてのもあるんですね!
返信削除こぐれんさん、マジで美味しいです!
削除何も知らないで食べたら、ミートだと思ってしまいます。Redwood City本社のImpossible Foods社、これから成長しそうです。物珍しさもあるので、日本でも短期的には流行になるような気がしますが、、、長期はどうかな?
ミヤギは宮城、ジャパンオリジンのオイスターは美味しいです!