11/29/2018

ナパ ワイナリー:オークヴィルの高級ブランドワイン Opus One Winery(オーパス ワン ワイナリー)

ナパバレー Oakville(オークヴィル)にあるワイナリー Opus One Winery(オーパス ワン ワイナリー)に行ってきました。

1978年にフランスのChâteau Mouton Rothschild(シャトー・ムートン・ロートシルト)のBaron Philippe de Rothschild(フィリップ・ド・ロッチルト男爵 )とRobert Mondavi(ロバート・モンダヴィ氏)が合弁事業として設立したワイナリー。

ナパバレーのカベルネ・ソーヴィニヨンをベースにしたボルドースタイルのブレンドワイン「オーパスワン」はアメリカを代表する高級ワインです。


日本でも多くのファンを持つオーパスワン、もしかしたらアメリカよりも日本での知名度の方が高いのではないかと思ったりもします。

私自身も気になるワインでしたので、ブログを始める4年ちょっと前だったか、一度ワイナリー訪問しました。

正直なところ、その時のワイナリー印象はイマイチ🙇

周辺のヴィンヤード景色は素晴らしく、テイスティングルーム雰囲気は優雅、ワイン自体も確かに美味しい。

でも、ボトル価格$350~、及び、たった1グラスのテイスティングに$50~は高すぎると思いました。

ナパバレーには他にも美味しいボルドースタイルワインは存在していて、それらの多くはオーパスワンよりもリーズナブルな価格。

Screaming Eagle(スクリーミング イーグル)等カルトワインほどのプレミアム感はなく、一般の人でも少し無理すれば購入可能な範囲にも関わらず、サービス担当者の高飛車な態度も気になりました。

どうもその価値を見出せず、元来ブランドものに興味ないので、2度目の訪問はないと思っていました。

ところが最近ナパバレーのワイナリーレビュー評価を見ていたら、以前よりも良くなっていることに気がつきました。

しかも、以前はオーパスワンだけのテイスティングがセカンドワイン(セカンドラベル)のOverture(オーヴァーチュア)のテイスティングも可能。

今月でナパバレー生活丸5年経ったので、自分のワイン評価がどのように変化したのかも確認してみたいとも思い、2度目の訪問をすることにしました。


ハイウエイ29に面した入口


ここから進みますと


この印象的な建物が正面に見えてきます。


右横の駐車場に車を停めて


建物の方向へ向かって進むと


ここが入口


入口左右にはオリーブ樹


シンプルで上品な建物


中に入って、正面はクリスマスツリー、シーズンです!


天井はスカイライト


レセプションでチェックインの後


テイスティングルーム(Partner's Room)へ進みます。

テイスティングは全てアポ制、ツアー&テイスティングもありますが、ツアーは要らないのでテイスティングのみ予約。

予約は電話或はオンラインでも可能。最近一部の高級レストランやワイナリーで採用している前払い制ではありませんが、今後は変わるかもしれません。

天気の関係で前日に日時変更をお願いしましたが、全く問題ありませんでした。閑散期の平日なので混んでいないようです。繁忙期や週末は要注意。


到着した時はテイスティングルームには他の客はおらず、


上品でスタイリッシュな部屋の写真をパチリ


ナットクラッカーがお出迎え


クリスマスツリー仕立てのプラントは生木(さすが、、、)


テイスティングメニューとワイン説明


この日のテイスティングは3種類(4オンス=118ml)

Opus One オーパスワン2015 $50

Opus One オーパスワン2013 $65

Overture オーバーチュア(ヴィンテージは秘密)$25 


全て気になるので、3種類注文して、ふたりでシェアすることにしました。

テイスティングの順番は右から、オーバーチュア、オーパスワン2013、オーパスワン2015ですが、この順番はあまり気にしなくてもいいようです。


では、待望のテイスティング開始

オーバーチュア ボトル価格 $130


ダークフルーツアロマ、柔らかい風味でとても飲みやすい。普段味わっているワイン(値段的に?)に近くて、妙な親近感を感じる。


オーパスワン 2013 ボトル価格 $390


ブルーベリー、カシス、ブラックベリーアロマ、最初の一口はしっかりとした酸味を感じましたが、後からはそれ程でもなく、より滑らかでエレガント、バランスがとれた風味。

確かにビューティフルですが、普段味わっているワインとは程遠いので、これが適正価格なのかどうかは未知の世界。


オーパスワン 2015 ボトル価格 $350


ダークフルーツやスパイスアロマ、プラム&ブラックベリー風味、フレッシュな酸味で滑らかな喉越し。

2013よりもスッと入り込める風味、これは若い証拠で、熟成されるとよりコンプレックスになるのかもしれません。人間も?

どちらかと言うと、2015年の方が好み。


プライスリストを見ると、


オーパスワン2015はおひとり様6本までしか購入できません。6本も大人買いする人いるんですね、日本人?中国人?

ライブラリー(熟成されたヴィンテージ)のオーパスワン2013はおひとり様1本のみ購入可能。


テイスティングカウンターでサービス担当者たちとしばらく談笑、その間にオーバーチュアを飲み終えました。


その後は2階のテラスでナパバレー景色を眺めながらオーパスワンをゆっくりと味わう!


テラスは広々としていて、テーブル席もあり


ナパバレーウエストサイド景色


ハイウエイ29のゲートからの道


2階テラスは来年リノベーション予定していて、新しいテイスティングルームができるらしいです。ファンは楽しみですね!


晩秋のナパバレー


このセッティングは素晴らしく、雰囲気最高!


オーナーであるRobert Mondavi(ロバート モンダヴィ)のワイナリー(クリーム色の建物)が見えます、その前を走るNapa Valley Wine Train(ワイン トレイン)


お帰りはこちら


敷地内に収穫取り残しの葡萄を見つけたので、味わってみましたが、甘くて美味しい!この粒が美味しいワインに生まれ変わるのですよ~



結論から言いますと、2度目の訪問は最初の訪問よりも断然良かったです。

雰囲気は同じ、特に変わった感じはありません。

サービスはかなり良くなってました。レセプションの女性は実にフレンドリーにウエルカム、ワインサービス担当者も丁寧でプロフェッショナルな態度。

予想通り、アジア系の客がとても多いので、アジア系のサービス担当者もいました。カウンター越しに話した方2名、どちらも感じ良かった。

日本語はわかりませんが、中国語対応はもちろん可能であると思われます。

現在日本への輸出が一番多いということですが、もうすぐ中国に追い越されることでしょう。中国の方、どんどん購入して、ナパバレー経済に貢献してください。

そして、ワインですが、本当に美味しいワインであることは間違いありません。でも、やっぱりOverpriced(オーバープライス)、高いと感じました。

2013よりも2015の方が気に入ったので、その価格が$300以内だったら購入するかもしれませんが、$350はパス。

ワインのプロには程遠く、只々飲むことが大好きな庶民なので、その価値を充分わかってません🙇ごめんなさい。

セカンドレベルのオーバーチュアはまあまあグッドバリューなので、購入しようかどうか最後まで迷いましたがパス。

よくよく考えたら、ナパバレー在住なので飲みたい時は再びワイナリー(ワイナリーをバー利用してはいけません!)に来ればいいのです。

いずれにせよ、今回2回目の訪問をして良かったと思いました。最初の時よりも印象アップ、ナパバレーを代表する素晴らしいワインであることも再確認できました。

次は5年後くらいに来るかも。

Opus One Winery
7900 St Helena Hwy
Oakville, CA 94562


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