1949年オープンした老舗のローストビーフ専門店はノブヒル地区の西側のVan Ness Avenue(ハイウエイ101)大通りに面しています。人気店なので予約は早い時期にしました。
正面ダイニングルーム
幾つかあるダイニングルームの中央にはバーカウンターがあり、5時半の開店ですが、既にバーで飲んでいる人たちも大勢いました。
入口付近は予約している人たちで混雑していましたが、時間が来ますと、順番にテーブル席へ案内されます。
テーブルセッティング
メニュー
チョイスはシンプル、プライムリブの大きさ(大中小)と薄いカットの中から選ぶだけ。お子様サイズもあります。
パン、サラダ、ヨークシャー・プディング、マッシュトポテト或はベイクドポテト、クリームドスピナッチ或はコーンが付いてきます。
ワインリスト
Bread
Cocktail
Hourglass Blueline Estate Cabernet Sauvignon 2014
デカンタ
Cornbread
Caesar Salad
目の前で仕上げます。
Horseradish
Baked Potato
こちらも目の前で仕上げます。
Prime Rib and Creamed Spinach(中サイズ)
with Yorkshire Pudding
Prime Rib with Mashed Potato
Creamed Corn and Au Jus
食べきれなかった料理の持ち帰り
デザートメニュー
レストラン外観
老舗の貫禄たっぷり、店内はトラディショナルでフォーマルな雰囲気。テーブル数は多いですが、テーブル間はそれ程狭くはなく、心地良い空間が保たれています。
サービスはかなり良かったです。最初テーブルまで案内する人、担当サーバー、ソムリエ、皆フレンドリー且つプロフェショナルでした。時折カジュアルな会話なども入って、終始気持ちよく食事できました。
テーブル席についてからすぐに、どこから来たのか聞かれました。おそらく有名店なので観光客も多く、その質問が最初に来るのでしょう。
料理ですが、さすがにプライムリブは格別の味。とうもろこしで育てた中西部産のビーフを21日熟成させてからのロースト、超柔らかく、ジューシー、風味もあり、絶品プライムリブ。
そして、数種類のホースラディッシュとオージュ(ソース)がビーフの美味しさをより一層引き立てます。
サイドのクリームドスピナッチ、クリームドコーン、ヨークシャープディングはいずれもそれ程重くなく、食べやすかったです。
マッシュトポテトとベイクドポテトは普通、ベイクドポテトの大きさにはびっくり、もちろん全部食べられませんでした。
目の前で仕上げてくれたサラダですが、せっかくのプレゼンテーションですが、大雑把な普通のサラダという感じでした。でも、レタスは新鮮シャキシャキで、ドレッシングも悪くはありません。
ワインはソムリエからアドバイスをもらい、ナパのアワーグラス カベルネ・ソーヴィニヨンにしました。初めていただいたワインですが、プライムリブとの相性は良かったです。
雰囲気、サービス、料理、全て大満足。そして、この店の人気の秘密は、なんといっても、そのハイバリュー(コスパ高)ではないでしょうか。
全部の内容を考慮すると、お手頃値段です。全ての量が寛大、残ったものはもちろん持ち帰りできます。
レストランは他のステーキ等は用意せず、プライムリブだけにフォーカスしています。ビーフを食べない人のために魚料理が1品用意されているだけ。
それ以外はパン、サラダ、数種類のサイドのみ、デザートは数種類用意されていますが、他の前菜などは一切用意せず、本当に基本の料理だけに焦点を当てた戦略が長い間成功していると思われます。
サンフランシスコベイエリアは次から次へと斬新なアイディアで勝負という土壌がありますが、ひとつのスタイルを貫くことも成功への道であると実感しました。
House of Prime Rib
1906 Van Ness Avenue
San Francisco, CA 94109
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