少し前に日本のテレビドラマ「グランメゾン東京」を見ていたら、その中でFoodie(フーディー、フーディ)という言葉を使っていました。
この言葉が日本でどのように使われているのか正確にはわかりませんが、私が察するに、「美食家」という意味で使われていたのではないかと、、、
ミシュランの星付きや高級レストランを頻繁に利用していて、食に関しての高いスタンダードを持っている人達のこと。
フーディとは一流レストランの最高級料理をこよなく愛する「美食家」。
一般庶民から見ると、自分たちとは違う世界の人、ある意味反感を買うような人達。
ホントにそうなのでしょうか?
アメリカでFoodieという造語が登場したのは80年代頃で、それ以前は公には使われてませんでした。
言葉って、時代に合わせて変化しますね。今普通に使われているネット用語とか、昔は存在していませんでしたから、、、
私がアメリカに来たのは93年で、その当時はFoodieという言葉は一般的にはあまり使われてませんでした。
但し、私自身がホテル・レストラン経営学の学生だったので、同級生たちはその言葉をしばし使ってました。
私はフーディーなのよ~~
それを聞いて、当時そのことに反感を持つ人はいなかったような気がします。
なぜなら、フーディーは単純に食べることが大好き、食を愛する人たちのことで、高級料理と限った訳ではなかったから。
いわゆるA級だけでなく、B級グルメも大好きな人達のこと。(注:A級とかB級グルメは英語にはなく日本語です)。
なので、私自身も単純に食べ歩きが好きという意味で、フーディーであると思ってました。
ところが、時を経て、アメリカでの解釈が変化している感じがあるのです。
Gourmet(グルメ)、Gastronome(ガストロノーム)、Epicure(エピキュール)、Connoisseur(カノサー、コノサー、この発音は非常に難しい)等の意味に近い、美食を追求している人
数年前に日本へのフライト機内で「Foodies」というスウェーデンのドキュメンタリー映画を見ました。日本語タイトルは「99分、世界美味めぐり」
ビックリしました、ナント!フーディーズとは美食を求めて世界中を旅する人達のことでした。
その映画に出てくる人達がフーディーであるなら、私はフーディーではない、フーディーとは言えないと思いました。
一体いつ頃からフーディーの定義が変わったのでしょう、、、もしかしたら、アメリカでミシュランガイドが発行された2006年頃?
とにかく、言葉は変化するものであると、つくづく感じます。
でも、アメリカでは未だ単純に食に興味がある人、食を愛する人というような意味で使っている場合もあるので、使い方にあまり神経質になる必要はないのかもしれません。
TPOに応じて、フーディーを使えば良いのでしょう。
ところで、日本語の「美食家」の定義は?
ネットで調べると、
「贅沢でうまいものばかりを好んで食べる人」→ なるほど、、、
「美味しい食事をすることが好きな人」→ これって、ほとんどの人がそうじゃないですか? まずい食事をすることが好きな人います?
英語も日本語も、その意味を深く考えると頭痛くなりますので、この辺で失礼します。
2019年訪問した中で、フーディー又は美食家向けおススメのレストランは北カリフォルニアの(ハーバーハウス)。隠れた宝石ですよ~
The Harbor House Inn Restaurant in Elk CA |
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