5/14/2017

ワインだけでなく日本酒も登場するビバレッジ・ペアリング

グルメに関するつぶやき、グルメトークです。

ちょっと高級で洗練されたレストランに行くと、メニューはテイスティングコース(和食では、おまかせコース)のみだったりします。

テイスティングと自分の好きな料理を選べるアラカルトの両方を提供しているお店もありますが、その店のシェフの料理スタイルを知るにはテイスティングコースを選ぶのが賢いです。

テイスティングメニューのサービスをしているレストランに行くと、ほぼ必ずワインペアリングも併せてあります。

ワインペアリングとは料理に合わせてソムリエが選んでくれるワインのコース。

私もよくテイスティングコースとワインペアリングをセットでお願いしています。

ワインの知識が乏しい上に、小人数で行ってボトルをたくさんオープンすることはできませんので、数種類のワインが味わえるペアリングを選びます。

そこで、最近ベイエリアのレストランでよく見かけるのが、このワインペアリングの中にビールや日本酒が入っているのです。

ワインではないので、ワインペアリングではなく、ビバレッジ・ペアリングというような名前に変更しているレストランもあります。

ビバレッジ(Beverage)とは飲み物のこと

お寿司の専門店や和食レストランではなく、それ以外のレストラン、例えばニューアメリカン、コンテンポラリー、カリフォルニア料理など、時代の最先端を走るレストランで日本酒が採用されているのです。

例えば、4月に行ったソノマのカリフォルニア料理レストラン シングルスレッドでは、この日本酒がおちょこでサービスされました。


同じく先月行った、サンフランシスコの日本人シェフのフレンチレストラン ケイコ ア ノブヒルでは、この日本酒がワイングラスでサービスされました。


気のせいかワインボトルのように見えます。


そして、こちらはなんとサンフランシスコのモロッコ料理レストラン ムラッドでも、日本酒がペアリングされたのです。


ベイエリアでは少し和の入った料理が流行なので、それらに合わせて日本酒を選んでいる感じでしょうか。

日本酒と各国料理とのペアリングもほとんど違和感はないです。

しかもハイエンドのレストランでの日本酒登場率が高いので、やったね日本酒。日本酒は今やお洒落なドリンクとして認識されつつあるようです。

ワインの合間に、ちょこっと日本酒を入れ込むという粋なアイディアがグルメアメリカ人にはカッコよく見えるのでしょうね。

でも、グルメアメリカ人以外にとっては何これ? 

もしかしたら、この流行は競って斬新なものを求めているベイエリアならでは?

日本の高級フレンチやイタリアンレストランで日本酒は出てくるのかな?と疑問もあり。

日本酒が仲間入りしているビバレッジ・ペアリングはこれからもずっと続くのか?

或は、一時の流行もので終わるのか?

きっとそのうちにわかりますね。


ところで、日本人の私は「お酒のちゃんぽんは悪酔いするよ」とよく聞いていたので、ワインと日本酒混ぜて悪酔いしたらどうしよう、と思いましたが、それって科学的根拠はないみたいで、大丈夫そうです。


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