レストランの場所はWestern Addition(ウエスタン アディション)地区で、Alamo Square(アラモ スクエア)に近く、Divisadero StreetとFulton Streetの交差点から西にちょっと入った所。
Fulton Streetに面した外観
2016年にオープンして、2017年度ミシュラン1つ星に選ばれた話題のレストランの予約は簡単ではありませんでした。
レストランは名前にも使われているように、カウンターの12席しかありません。でも、L字型のカウンターは少々フレキシブルになっているようで、食事した時は14席設けてありました。
3つのステーションに分かれていて、3名のシェフが各ステーションを担当します。
入って左手の壁
テーブルセッティング
お箸箱があります。
メニューはおまかせコースで、前菜、握り14貫、お椀、デザートです。14貫の後、お椀の前に追加のスシ注文が可能。
以前はカウンター12席で12貫だったようなので、カウンター14席で14貫に変わったのかもしれません。不確かです。
アレルギーや食べられないものの再確認がここでありました。
ドリンクメニュー
久保田萬壽大吟醸
前菜 ビーツとロマネスコのサラダ
この先、お寿司が続きますので、ミニおしぼりが用意されました。
担当シェフが目の前で仕上げるのを見ながら、
次々といただきます。
箸休めのきゅうり
おまかせの14貫終了
真澄奥伝純米
日本酒もワイングラスでサービスされます。
追加のメニュー
漬けとろ キャビア
サンタバーバラ ウニ
うなぎ白焼き 金箔
玉子
とろ手巻き(写真撮り忘れ)
お椀
デザート
店内余計なものは一切置いておらず、シンプル且つ上品、そして、非常に清潔感溢れるスシレストラン。魚は全て木箱に入っていて、順番で取り出して調理します。
飲み物はフロアサービスの人が担当しましたが、とても感じ良くて、ついつい日本酒2本目まで注文してしまいました。前菜、お椀、デザートはフロアの人がタイミング良くサービスしてくれます。
それ以外のサービスはカウンター越しのシェフが担当。担当シェフはとてもフレンドリー、まだ若くて控えめな方でした。
でも、寿司に関しては知識も豊富で、魚の種類や特徴、魚以外の食材、味付けなど、わかりやすく説明してくれました。
カウンター越しに世間話も少々交えて、非常に心地良いサービス。プロフェショナルなシェフの寿司に対しての情熱などを聞くと、ちょっと感動します。
握りのコースは寿司の奥深さをひしひしと感じさせてくれるものでした。クリエイティブでアーティスティックでもあります。
シェフのひとつひとつの動きやプレゼンテーションも美しく、和のコンテンポラリー カリナリーアート。
繊細で丁寧な仕上がりの握りは口の中でとろける美味しさ。特に最初の生牡蠣キャビア、トロ、(肝フレークがかかっている)イクラ、(たぶん)カマス、ウニ、うなぎ白焼など、最高でした。
魚の特徴を踏まえて、その美味しさを最大限引き出すための方法を駆使していると感じます。
ドリンクセレクションはビールやワインもありますが、やはり日本酒が充実しています。美味しい握りに合わせて、日本酒も調子よく進んでしまいました。
雰囲気、サービス、料理、すべて大満足。基本のおまかせコース値段は内容を考えるとグッドバリュー。
でも、すし飯の量はかなり少なく、追加注文をしますと値段がアップします。追加の後のお椀とデザートはかなり軽いです。
エグゼクティブシェフのGeoffrey Lee氏は、サンフランシスコ・クロニクル紙の2016年ライジングスターシェフに選ばれたばかりで、今後の活躍が期待されます。
サンフランシスコスタイルの本格的ハイエンド寿司、ぜひリピしたいレストランです。
Ju-Ni
1335 Fulton Street
San Francisco, CA 94117
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