12/31/2015

2015年度ナパバレーのミシュラン星付きレストラン 2015 Michelin-Starred Restaurants in Napa Valley 


先般、ミシュランガイド2016の発表があり、サンフランシスコベイエリアで、3つ星レストランがひとつ増え、5つになったというニュースがありました。

美食の国、日本では、このミシュランガイドはもっと話題になっているようで、色々な意見が飛び交っているようですね。


私個人の意見としては、ミシュランガイドが絶対的な評価ではないと思います。と言っても、レストラン情報ガイドのひとつとしてはとても役に立っています。

特に、知らない土地で食事をする場合は、ミシュランだけでなく、それ以外のレストランレビューも含めて、とても助かります。

レストランシェフやレストラン関係者は、別の見方があると思いますが、ひとりの消費者としては、情報源のひとつとして利用するだけです。情報に翻弄されず賢く利用すれば、よろしいのではないかと思うのです。

私自身、ナパバレーに住み始めた時、どこが良いレストランなのかわからなかったので、ミシュランガイドも情報のひとつとして活用しました。

このガイドブックは星だけでなく、Bib Gourmand ビブグルマンと呼ばれるグッドバリューや、それ以外のレストラン紹介内容もあるので、とても役にたっています。

この度、ナパバレーにある2015年度ミシュラン星のついた7レストラン、全てを記事にすることができましたので、その比較をしてみます。

全てのレストランには、最低2回は行きました。1度だけでは、たまたま良かった、或は、悪かったもあるので、あえて2回以上行った後の極めて個人的な感想です。


3つ星

ザ フレンチ ランドリー The French Laundry (記事はこちら)
ザ レストラン アット メドウッド The Restaurant at Meadowood (記事はこちら)

ダイニングルームの雰囲気は、Meadowoodはスタイリッシュで、French Laundryはクラッシーです。

French Laundryは元民家を改装しているので天井が低く、豪華な雰囲気よりもこじんまりと温かみのある家庭的な雰囲気です。でも、隣のテーブルがかなり近く、うるさい隣人がいると、ちょっと不愉快になります。

料理はどちらもコンテンポラリーというカテゴリーになっているようですが、French Laundryはフレンチに近いです。Meadowoodはニューアメリカン、ヘルシー志向のカリフォルニアンです。 

プレート、プレーティング、プレゼンテーションも同様です。French Laundryは伝統的なスタイル、Meadowoodは斬新的なスタイルです。

どちらも、アラカルトメニューはなく、テイスティングコースのみです。アレルギーや食べられないものは、きちんと対処してくれます。

サービスはどちらも素晴らしいですが、French Laundryの方がフォーマルであると感じました。

基本料理の料金設定は、French Laundryの方が若干高いですが、選ぶワインの料金により、トータルの料金は変わってくると思います。

どちらも素晴らしいレストランであることは間違いないです。どちらが良いというよりは、どちらが好みかということです。特別な日には、ぜひ利用したいレストランです。


2つ星

残念ながら、2015年度ナパバレーには二つ星はありません。サンフランシスコの二つ星レストランを考慮すると、匹敵するレストランはナパには存在しないのかなと思います。


1つ星

オーベルジュ ドュ ソレイユ Auberge du Soleil (記事はこちら)
ブション Bouchon (記事はこちら)
ラ トーク La Toque (記事はこちら)
ソルバー Solbar (記事はこちら)
テラ Terra (記事はこちら)

室内ダイニングルームのみはLa Toque とTerraで、どちらもフォーマルな雰囲気です。La Toqueの方がより広く豪華、Terraは狭いけどお洒落な雰囲気で落ち着けます。 

室内ダイニングルームの他に、Aubergeは景色の良いテラスがあり、Solbarはカジュアルな雰囲気のパティオがあります。どちらもホテル内のレストランとして、朝食・昼食・夕食をサービスしています。

AubergeとSolbarは人里離れたリゾート地で近くに何もないので、3食サービスは仕方がないのですが、やはり、ディナー・オンリーの方がよりアップスケールなレストランという印象になります。 

MeadowoodとLa Toqueもホテル内なのですが、こちらは3食サービスするレストランが別にあります。

Bouchonは室内は豪華な雰囲気ですが、ダイニングルームが狭く、隣人と接するくらいで、うるさいです。パティオも通りに面していて狭いです。

料理はBouchonは(アメリカに存在する)典型的フレンチビストロです。 

Terraの料理はコンテンポラリーのカテゴリーで、日本人シェフなので和を感じられる食材や料理も登場します。

AubergeとSolbarはカリフォルニアンですが、Solbarの方がよりエスニックが入っています。

La Toqueはコンテンポラリーそのもの、フレンチとカリフォルニアンのミックスです。

Auberge(ディナー)、La Toque、Terraは、内容を選択できるテイスティング、プリフィックスコースです。一方で、BouchonとSolbarは、アラカルトメニューがありますので、たくさん食べられない人には丁度良いです。

サービスはいずれもかなり良いです。このレベルのレストランでは、スタッフもそれなりにトレーニングされているようで、サービスに問題があったことはありません。

Terraは隣にBar Terraがあって、カジュアルな料理がいただけます。Bouchonの隣はBouchon Bakeryなので、そこで別途、デザートとコーヒーを注文することもできます。 

いずれも1つ星レストランとして、それなりの要素を兼ね備えていて、同時に料金もそれなりです。もちろん、ワインの選択により料金はかなりアップダウンします。

5レストラン、機会があれば、もちろん再び行きたいと思いますが、正直、どうしても、ここでないといけないという程ではありません。

星がついていなくても、他にも素晴らしいレストランは存在します。むしろ、星がついていない方が、混まなくて良かったりもします。

最後に、私はレストラン関係者ではありません。純粋にフード&ワインを愉しむフーディです。

自分好みの、雰囲気、サービス、料理を、それなりの値段で提供してくれる、自分だけの★★★を見つけるのが趣味です。 

皆さまも、ぜひ自分だけの星探しをしてみて下さい!


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